1/31/2007

続・北の旅<北の果てでぇ~日本の演歌にぃ~出会ったぁぁ~(ウルルン風に。)>

しゃぁ~~・・・。

ちんたら冬休みの記録書いてる間にもう2月ですか・・・。日々いろんなことが起こり過ぎて、ブログに書きたいこといっぱいあるけど、ケジメとして冬休みの記録を先に書かないとね・・・。

というわけで、いきま~す。

宿泊先の奥さまと、キルナの中で奥さまお気に入りという中華レストランでおランチした時のこと。

その名は「南京飯店」。

中華料理屋ってどこっにでもあるね。感心するくらい。

ランチはビュッフェ形式。チンジャオロースみたいなのから焼きそばなど色々。奥さまは美味しい美味しいと食べていたけど、けっこうしょっぱかったな~。

びっくりしたのが・・・キルナで!しかも中華料理屋で!日本の演歌がヘビロテだったこと。

いやぁ~、想像だにしてなかったね。

演歌はサッパリなので、なんて曲なのかわからないけど、唯一わかったのが演歌ってより一昔前のポップス(?)で、サビが「♪なんとかかんとかア~ナタ~子供みたいなア~ナタ~♪」ってやつ。・・・これだけじゃわかんないか・・・あ、たしか「♪お酒飲むのもひとり~ なんとかんとかひ~とり~♪」とも言っていた気がする。

奥さまは「あら!うれしいでしょ?!」と言ってきたけど、なんか郷愁なんだかわかんないけど、ビッミョ~~な気分になりました。

しかも、客が広い店内に2組くらいだったし・・・。奥さまいわく、私が来たので日本の曲にしたんじゃないか?と言っていたけど、どうなんでしょね?

ランチビュッフェで約1100円(65SEK)です。

キルナに旅行される予定の日本人の皆さま、もしアジア食懐かしくなっても、とりあえずご飯や麺類、醤油風味のものは南京飯店でありつけますので心配無用!

つづく

1/27/2007

すったもんだの北の旅<到着初日編>

以前も書きましたが、キルナでユースホステルの予約を取ろうとしたものの冬休み中の予約を1ヶ月前にするのでは遅かったのか、ドミトリー系の部屋はどこも満室で全然予約が取れなかった。

でも、普通のホテルはとても高い・・・ということで困り果てているところに、ダーラナの友だちがキルナに住んでいる知人を紹介してくれた!

キルナの空港で、ご夫婦とご対面。

おしゃべり好きそうな奥さまと、寡黙な旦那さまというかんじ。

年齢は50代はじめくらいで、子供はいないご夫婦。ということで、私が来るのをとても楽しみにしていてくれたらしい!ありがたいことです。出発前から、すでに手紙をくださったり、メールをたくさん送ってくださったり。

初のご対面をなんとかすませたけど、私はほんとにヘロヘロで、あの時はかなりグロッキーだったなぁ・・・。

到着したのが夜の8時くらいだったんだけど、奥さんは「ご飯も用意してあるのよ、帰ったら食べましょうね♪」と、ルンルン。家に向かう車の中でもキルナのことを色々説明してくださったのだけど、気分的にかなり上の空だったな・・・。飛行機の中で気分悪くなった話はなんとか説明したんだけど。

お家について、私は即よこになりたかったんだけど、奥さんが、「気持ちが悪いときは、しょっぱいものを食べたほうがいいのよ!ほら、日本人だから醤油好きでしょ?醤油かけて、この春巻き(スウェーデンで春巻きはけっこう一般的に家庭で食べられている気がします。)、一口でいいから食べなさい!」と言われる。なに一つ口にいれたくなかったんだけど、奥さまの押しに負けて、一口・・・と、飲み込んだ瞬間・・・リバース!!!トイレにかけこんでゲー。

(~けど・・・っていうのが多いですね・・・はっきり口にだして言えばいいんでしょうけど、なんせ初対面で、なかなか言い出せなかったんです・・・これって典型的日本人?)

奥さまの手作り春巻きだったし、楽しみに待っていてくれたのが申し訳なくて、「い・・・いつもは何でもモリモリ食べれるんですけど、今はほんとに無理なんです・・・ごめんなさい・・・今、私の胃はなにも受け付けません・・・」と、何とか言ってみた。

そしたら奥さま、今度は、「あらそう、でもね、気持ち悪いときはね、コーラ!コーラを飲むといいのよ!」と、グラスにコーラをそそいでくれた。コーラも全然飲める気しなかったんだけど、一口・・・と、飲み込んだ瞬間・・・またしてもトイレに駆け込んでリバースである。

さすがに奥さまも「(アッチャー・・・)」と思ったようで、「・・・寝なさい」と言ってくれた。

ちなみに寝る前に薬を飲んだんだけど、それも即リバースでした。1日に6回も・・・・。キルナには9日間滞在する予定だったので、初っ端からこれで今後どうなるんだろう・・・と、かなり不安になりました。

このお宅は広々としたリビングルームと、キッチンとご夫婦の寝室と簡単なオフィスという間取りだったので、リビングに設置された簡易ベットが私の寝床だったんだけど、そこでもう夜9時には寝かせてもらった。

夜の間、熱がどんどんでてきて、計らせてもらったら38°・・・。身体が熱すぎて汗はかくは、寝付けないはでうなされてしまう。

次の日の朝、ヘロヘロだったけど、熱は少しさがって37.2°。奥さまがやってきて、「昨日はものすごく寝返りうってたわよ~」と言われる。う・・・寝てる間、熟睡できず、薄目を開けた時に奥さまがジーーっとこっちを見ている視線を感じたような気がしたんだけど、あれは本当だったのか・・・と、ちょっとギエ~と思ったけど、心配していてくださったのでしょうね・・・。

「もし子供がいたらあなたくらいの歳だと思うから、なんかあなたがここにいる間はお母さんのような気分だわ~、オホホ」と、嬉しそう。続けて、「キルナでの予定を組んであるのよ!今日は町歩きと、ランチと、あとはインフォメーションの予定なの。さ、行きましょう!」と言われる。

「具合ちょっと悪くても、外に出ればなおるなおる!」とお尻をたたかれ、到着次の日にはもう外に出たのでした。

スウェーデン人にしては、珍しく?、オシが強めの奥さまでした。
色々気にかけてくださって、ありがたいかぎりなんですけど。

それにしても、ここまでグロッキーな状態になったのはスウェーデンで初だったかもしれない。症状は吐き気と熱だけ。風邪?一種の二日酔い?あ、ちなみに9日間の間に、鼻血も2回出しました。なんで??いまだに不思議です・・・。気圧の変化とか・・・ないよね~・・・。

本日の写真は、1枚目がキルナの町の中。

写真に写っているのはメイン通りです。LindexもIntersportsもICAもあります。想像していたよりずっと大きい町でした。

雪は、例年よりかなり少ないそうです。たしかに、私の山形の祖母の家より雪が少ない。

2枚目は、雪国ならではだな~と思った標識。町のなかにあります。

意味は正確には分からないけど、スキーで町なかをすべってくる人に注意!ってこと?

さて、これからは北でであった珍しかったもの、楽しかったものなどを紹介します!ヘロヘロ話だけじゃつまんないもんね。

つづく

1/23/2007

すったもんだの北の旅<出発編>

ダーラナ、ストックホルムでのウルルン再会スペシャルを終え、次なる目的地は自分未踏(そんな言葉はない。)の地である、キルナ(Kiruna)とアビスコ(Abisko)である。

以前も載せたが、この地図。スウェーデン最北の地である。

出発地はストックホルムのアーランダ空港。

友人宅からアーランダ空港まではバスであっという間なのだが、そのバスの中でどうも気分が悪くなりそうな予感がしてちょっとビビる。(乗り物酔いじゃなくてね。)

アーランダにてチェックインあっけなく終了。エアラインはFly Nordic。アーランダからキルナに飛んでるのはほとんどがこの航空会社と、SASじゃないかな~。

荷物チェックイン時に、「液状のものの機内持ち込みは100ccまで」という看板を目にするも、特に持ってなかったよな~と、甘く考え、そのまま手荷物検査の列へ。

そのあたりで、気分悪い感30%アップ。

そこで、検査のところにいたお姉さんが容赦なく私のバックを開け、ハンドクリームと髪の毛のムースを取り出した。

「これはイケマセン。」

う~~~、クリームもムースもダメだったのか・・・ウッカリしてたぜ・・・。

もう一度チェックインの列に戻ってチェックインしなおしてもいいと言われたんだけど、なんかも~どーしようもなく気分悪くなってて、それどころじゃなく、早くその場を離れたかったので、「もういいっす、ここに置いていきます!」と半ばヤケクソ。どっちも半分くらい使ってたしね・・・もったいなかったけど・・・。

その後、出発ロビーのトイレに直行し、2回ゲーする。(きたなくてすいません。)

なんか、もうヘロヘロになる。

そして、1時間くらい待った後に、搭乗。

小さい&格安の飛行機なので、座席は自由席。適当に二人席のところに席をとって、「(あ~、あとは無事キルナまでついてくれ~)」と祈るような気持ちで、気を静めていると、席はけっこう開いているにもかかわらず、すぐ隣にデカいオジサンが・・・。

しかも、めっちゃワ○ガ臭い・・・・。なんで?!席、あそこもあそこもあそこも開いてるのになんであえて隣に座るね、アンタ!!!

しかも、オジサンがこっちをチラリチラリと見る視線を感じる・・・。アジア女子好きか?!コワヒ・・・。 (自意識過剰かしら?)

と、まあ、もうほんとにほんとにヘロヘロになる。

飛行機が離陸し、アテンダントが飲食物を売りにきた。安い飛行機なので、水やコーヒーでもお金を払わないといけません。

ヘロヘロしながら、「なんか・・・気持ち悪いんで、口の中に入れとける飴かなんかあったらくらさい・・・」と言ったのだが、彼らが扱っていたのはラクリス(説明難しいんだけど、こっちでよく食べられているしょっぱい物体。飴状やグミ状。私は苦手)くらいしかなかったので、なにも買えなかった。

オジサンがガムをくれようとしたが、「ガ・・・ガムはいいっす・・・」と、お断りする。あまりにダルそうな私を見て、オジサンがまたアテンダントを呼んでくれた。(意外といい人だった。) 

アテンダントの女性は、心配して、後部のほうの3席連なってるところで空いてるところがあるから、そこで寝てていいわよって言ってくれた。
そして、その席に移動。ワ○ガ臭から逃れられて、(いい人だったんだけど。)ちょっとホッ。

でも、相変わらず気分は悪く、即横になって目を閉じる。

1人のアテンダントの女性がペットボトルの水1本と、エチケット袋を2枚持ってきてくれた。

そしてまた目を閉じてると、別のアテンダントの男性(ピアース・ブロスナンに似た、イケメンでした。)がやってきて、私の足を軽くさすりながら、憐憫のまなざしで、「かわいそうなオチビちゃん・・・」というような意味のスウェーデン語を言ってきた。オチビちゃんってアンタ・・・私の歳を聞いたら腰抜かすわよ、と思いながらそのままやりすごした。

直行だと1.5時間でキルナに着くんだけど、オーレって場所に寄る飛行機だったので、一度オーレに着陸。

アテンダントの姉さんが起こしに来て、「ちょっと外にでて、新鮮な空気を吸ってきなさい、気分が良くなるかもしれないから」と言ってきた。(スウェーデン人は ”新鮮な空気” を吸うのが好きです。) そして、特別に後部のドアを開けて私だけ外に出してくれた。かなり寒かったけど、新鮮な空気でちょっと気分スッキリ。

そして、また飛行機は飛びたち、私は就寝。途中何回か揺れて、また気持ち悪さがよみがえり、飛行機の中で袋の出番。またしてもゲーする。(ほんとにすいません。)

途中、何回もアテンダントの兄さん姉さんが「大丈夫?」と声をかけてくれた。

そんなこんなをしているうちに、キルナに到着!

到着時はほんとにヘロヘロで写真どころじゃなかったので、これは帰る時に撮ったキルナ空港の写真です。

飛行機を降りるときも、アテンダントのイケメン兄さんや姉さんが「誰か迎えにきてくれてるの?」(←すっかり子供扱いだな・・・)「お大事にね」「キルナの滞在楽しんでね」と口々に声をかけてくれる。

いやぁ~、フライトアテンダントがこれほど親切だと感じたのは初めてかもしれん!あまり飛行機で気分悪くなったことがないから知らなかっただけかもしれないけど、彼らの優しさが一人旅の身に沁みました!

ありがとう、Fly Nordicのアテンダントのみなさん!

空港では、初めて会うダーラナの友人の友人が迎えに来てくれていました。

あ~~、ホッとした。

しかし、この北の旅、色々な出来事が待ち受けていたのだった・・・。

つづく

1/22/2007

☆2007年のはじまりです☆

アイリス宅には合計4日間ほど滞在し、またもパッキング。

次なる目的地は、ストックホルム、アーランダ空港のそばにお住まいの日本人Aさん&スウェーデン人の旦那さんカップル宅!

Aさん宅には12月30日着で、1月1日まで滞在。

今まで、海外で年越しした経験がないので、色々とワクワク♪

大晦日は、Aさんのお友だちの日本人Yさん&フィンランド人の彼カップルも合流して、5人でワイワイと過ごす。

AさんもAさんのご主人もめっちゃ料理がお上手!!!

大晦日の夕方は、まずビールとAさんご主人特製の ”ロートモースと豚肉の煮込み料理” を食す。豚肉がトロトロ~と柔らかく、美味。ロートモースも色々健康によさそうな野菜たちが口当たりよくなってて、ペロリといけた。

その後は・・・本当に色々な美味なご馳走をご馳走になりましたなあ・・・。

Aさん特製のピザや、チーズケーキや、タパス数々や、アイスや・・・それに加えてビールビールビールでお腹がはちきれそう。

しかもAさんは日本人なので、日本からの差し入れのお菓子を色々とご馳走になる。懐かしい美味しさ!

そして、録画された日本のテレビ番組や、スウェーデンの映画などをひたすら観ているうちに・・・

とうとう2007年の幕開け!!!

←このオジサンが、スウェーデンでいう除夜の鐘?

「2007年でーーす!!」と言っていると思われる。

誰なのかはいまいち不明・・・。

この瞬間は、みんなでシャンパンを飲んで、ベランダから外で打ちあがる花火を鑑賞。

というか、かなり近くで若者達が花火を打ち上げてて、煙のにおいと音がすごいため、慌てて室内に避難。

暗いとほんとうまく写真がとれなくて、

←これでもまだいいほう。

花火の写真は全部ボツ。

その後も色々なご馳走をいただき、久しぶりに日本語で色々オシャベリして、大変楽しい年末~年始を過ごすことができました。

Aさん&ご主人、Yさん&彼氏さん、どうもありがとうございました~!

そして、旅はまだ続き、またパッキングをして、1月1日夕方からとうとうスウェーデン最北の地へと旅立つのだった・・・。

つづく

1/20/2007

5才の叔父

「14才の母」風タイトルにしてみました。
(観たことないんだけど。)

アイリスのママは3人弟がいて、そのいちばん下の弟のオリバーくんです。

初めて会った時は彼はまだ1歳だったので、それ以降毎年会ってはいるんだけど、やはり子どもの成長って早いな~と思う。

今まで弟も妹もいなかったオリバーはアイリスが可愛いくてしょうがない!!

自分はすっかり大人気取り。

アイリスがなんでも口に入れるのを見て、「あかちゃんがなんでもかんでもくちにいれるきもちが、ぜんぜんりかいできない!」(ふう~、ヤレヤレってかんじで。)って偉そうに言うし、

アイリスの靴とか見て、「こんなちいさなくつにはいるあしがこのよのなかにあるなんてね~、まったくびっくりだよ」とか言うし。自分だって数年前まで履いてたくせにね~。

そのくせ、自分はお気に入りのクタクタのぬいぐるみ3匹を抱きしめてないと寝れないのであった。

やはり5歳。

←証拠写真

寝起きのオリバー、アイリスに笑われてます。

赤ちゃんがオムツ一丁で家の中を這いずりまわってる姿って見てるだけで頬がゆるみますな。

つづく

そうそう、この間日本人の友だちに聞いたんだけど、日本で実写のちびまる子ちゃんがやってたそうですね・・・。サイトをみたら、これでもかとばかりに面白い芸人大集合でかなり笑えそう!3年4組の仲間たちも漫画と似てて・・・おんもしろそ~!!!今度見せてもらう予定☆楽しみ~

サイトはここ(http://www.fujitv.co.jp/maruchan/index2.html

追記:アイリスたちは実家のそばにすんでるんだけど、アイリスママとアイリスが実家にいたあとに家に帰ろうとすると、オリバーがアイリスママに「おまえは帰っていいけど、アイリスはおいてけ~~」と駄々をこねまくるらしい。笑える。

1/19/2007

ガールズパーティー、そして衝撃

下に書いたアイリスのママと友だちが、私と、それ以外に6人の女の子たちを集めて女の子だけでひたすら楽しむ夜を計画した。

友だちの1人が、近所のとある金持ち夫婦と仲が良くて、その夫婦はタイのリゾート地に別荘をもっていて、いまタイに5週間行ってるんだけどその間住み込みで家の面倒を見て欲しいと頼まれていたそうだ。(空き巣などから守るため)

その間は自由に友達呼んだりして使ってもいいと言われていたそうで、パーティーはそこの家で。(ちなみにアイリスはおばあちゃんに預けた)

食べて飲んでポーカーやって・・・ってちょっとオジサン入ってる?!賭けなしポーカーだけど、けっこうみんなで熱くなってしまった。

そんなこんなをしているうちに、そこの家には素晴らしいジャグジーとサウナがあって、それをひたすらやることになった。写真がそのジャグジーなんだけど、音楽は聴けるはマッサージはできるはブルーやグリーンにお湯の色が変わるはでかなりスグレモノ。

実は去年の8月にスウェーデンに来る前に日本の家で湯船に使ったのが最後、4ヶ月間一度も ”お湯に浸る” ということをせずシャワーのみだったので、感動の気持ちよさ。やはりバスタブっていいもんだなぁ・・・。

しかも友だちがあちこちにキャンドルやらスナックやら飲み物をちりばめていたので、いい雰囲気。ジャグジーは家の2階にあって、サウナは庭の小屋に建ってるんだけど、ひたすら7人の女子たちが上行ったり下行ったりしてサウナとジャグジーを楽しんでた。

と、その時!!!

突然家中の明かりが消えた。て、停電!!!食洗機も冷蔵庫の電気も全部切れた。

あまりに突然&うちらみんなビキニ姿のまま真っ暗になったもので、衝撃が走る。

慌てて手当たり次第服着て、懐中電灯探して、あーでもない、こーでもないとやること30分。なんかこっちのある程度古めの家(?)のブレーカーって私が今まで見たことないような仕組みになってた。日本ではブレーカーのレバーをあげればすぐ電気が戻るけど、なんか複雑だったな~。しかも他人の家だし。

電気が戻ったときはみんなで歓声&拍手。

それにしても、人の家で電気使いすぎたよね~とザワザワ。でも、気を取り直して(?)みんなでそこの家にあるDVDのなんかを観ようということになったのだが、7人もいると、観たことあったりなかったりでなかなか決まらない。

みんなが観たことなかったのが、ジュリア・ロバーツの「愛が壊れるとき」(原題『Sleeping with the Enemy』)。

金持ちで、最初は優しかった夫が身体的にも精神的にも暴力を振るうようになり、必死で逃げるんだけど、なかなかね~・・・という話。

いやぁ~、こわかった。途中で叫んだ。 ホラーとかより、こういう実際に起こりえるこういう話のほうがずっと怖い。。

DV反対!!!!!!!!!!!

そして、妙にシンミリした空気の中、お開きにしたのでした。

つづく

1/17/2007

アイリス

ダーラナ地方の友人宅でひたすらダラダラと4日間過ごしたあと、電車に乗ってストックホルム近郊の街に住む、別の友人の家へ。

ここの友人は私がはじめてスウェーデンに来たときからの知り合いで、それが4年前。その時彼女はまだ15歳だった。

18歳で妊娠、出産。いま彼女は19歳のママ。若いっす・・・。

ちなみに彼女の姉は今24歳なんだけど、すでに双子の2歳の女の子と3ヶ月の男の子のママ。彼女たちの両親は約2年の間にいっきに4人の孫持ちになったわけで・・・すごいです。(しかもおじいちゃんおばあちゃん、まだ45歳くらいです。)

今回はどうしても友だちの赤ちゃんに会いたかったので、待望のご対面!!

名前はアイリス(Irisで、スウェーデンでは”イーリス”って呼んでます)ちゃん。ただいま10ヶ月。けっこう前に、グーグードールズってバンドの「Iris」って曲が好きで、いい名前だなと思ってたので、なんか嬉しい。

なんか、びっくりするほど可愛かった。真ん丸い顔が赤ちゃんらしいっていうか、なんかオムツとかのモデルになれるんじゃないかって可愛さ。

←どう?めちゃんこ可愛くない??

上下にちょっとだけ生えた乳歯がタマリマセン!!!

しかもすごくゴキゲンな子で、しょっちゅうこんなふうに笑ってる。

それにしても19歳のママ、寝坊が好きで、朝は大抵アイリスが先に起きて騒いでる・・・。

ここの家に滞在してた4日間はひたすら代理ママに徹しました。オムツかえたりご飯あげたりベビーカー押したり・・・。いや~、ママっていうのはハードワークだね。ショッピングモールに行ったんだけど、ベビー連れでのショッピングの大変さを痛感。(ほんとのママには心ゆくまでショッピングや映画などを楽しんでもらいました。)

しかし、ショッピングモールで何人かの人に不思議そうに「あなたの子どもですか?」って聞かれた・・・フン、こんなかわいい子が生まれてこなそうな顔(というか国籍?)で悪かったわねっ!!

いや~、目の中に入れて鼻から出しても痛くないほどかわいいね。

また、シマシマシャツ&タイツが似合うこと!

オムツでモコモコでタイツ履いたオチリとポンポコなお腹がこれまたタマリマセン!!!

今回のブログに載せた2枚が特にお気に入りの写真。

ここの家ではひたすら寝不足&だっこしすぎで筋肉痛の日々を過ごしました。

いやぁ・・・ママは偉大です。

今後も成長を見届けたいです。

つづく

1/16/2007

冬の挑戦

その1:

自然にできた氷のテーブルを使ってお茶をしてみる。(思いの他、早くコーヒーが冷めました。)






その2:

冬休みに入る前に学校の先生からプレゼントされた、北っぽい雰囲気のミトンちゃんの記念撮影をしてみる。

もこもこのウールでとっても暖かい。着けてるだけで冬っぽい気分アップ。

ミトンって手袋に比べるとあまり機能的じゃないけど、雰囲気がなんかいいよね。小さいとき、ヒモで左右つながった、こんなミトンをコートの下にくぐらせて使ってたなぁ・・・と懐かしくなったり。長靴とミトンは子どもながらに自分でもちゃんと装着できるアイテムなので好きだった。 

その3:

凍った湖の上に寝転んで、空を眺めてみる。
(友人撮影)

凍った湖とか雪山とか見ると、自動的に頭の中で「クリフハンガー」のテーマ曲が流れるのは、クリフハンガーの見すぎだろうか。(←その通り。)あれはエキサイティングな映画だ。

氷の下から銃で狙われないうちに(だから、見すぎだって。)ソソクサと退散。

以上、冬の挑戦3点お届けしました。

つづく
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

1/15/2007

典型的朝食

ここの家での典型的朝食。

というか、スウェ人の典型的朝食かも・・・。大抵の家庭で同じような朝食(または軽食)を摂ってると思う。
パンの上にマーガリンを塗って、あとはチーズ、ハム、野菜など好みで載せて食べる。私は「Skogens ro:ra」(だったかな・・・)という、小エビなどとマヨネーズみたいなクリームを混ぜたものが超お気に入り。それ塗って、チーズとパプリカ。私の最強コンビ!

ま、ともかく、あとはベリーとヨーグルト、それとコーヒーまたは紅茶というのが定番でした。

左のほうに写ってるオレンジ柄のマグが、「(あ~、またこの家に来たな~)」と思わされるアイテム。

友だちがこれ以外のマグ使ってるところ見たことないんですけど・・・。

ここのスウェ人の友だちは、2001年にマルタ島に短期留学してた時に出会った、私の初めてのスウェ人の友だちです。スウェーデンに招待してくれて、初めてスウェーデンに足を踏み入れたのが2002年。

もう今年で5年の付き合いです。その間、毎年1年に1回はスウェーデンに来てたなぁ。ことあるごとにこのマグにお茶を入れて色んなことを話したもんだ・・・(シミジミ)。 ほんっとにいいことも悪いことも全部話せる人たち。

というわけで、私のスウェーデン好き心に火をつけたのは彼らというわけです。

思い返せば、小学生のときはアストリッド・リンドグレンの本が大好きだったし、生まれて初めて買ったCDがスウェ人グループ ”Ace of base” (エース・オブ・ベース)で、高校生の時はスウェディッシュポップにはまり、歯科の学校に行ってる時はどうもスウェーデンとフィンランドは歯科で有名だと感づいて気になる存在だったので、うちの母に言わせると 「あんたの道はスウェーデンにつながっていたのかもね」 とのことなんだけど。

マルタ島もすごく楽しかったし大好きだけど、「長く住んでみたい」という、今のような気持ちにはならなかったので、なんか今実際にスウェーデンに住み始めると大変なこともいろいろあるけど、住んでみたかったという気持ちと好きな度合いは変わらないし、母の言葉はけっこう当たっていたのかなとも思う。

なんてスウェーデンへの気持ちを告ってはみたものの、色んなシガラミもあるし、どれほどとどまれるかはわからないけど・・・。

でも、「長く住んでみたい」という夢は今のところ叶いつつあるから(それほど長くないけどさぁ)、満足です。

まだ帰らないけどね~。

もう、ここの家庭は私の「第2の実家」ってかんじ。

ここではひたすらダラダラと羽を伸ばしまくりました。

つづく

(今、レッチリブームが再来!NEWアルバム聴きまくり・・・)

1/14/2007

ファイヤァァァァ~~!!!

ダーラナの友人宅滞在の続きです。

友人夫婦は去年の夏にこの家に引っ越したばかり。以前は老夫婦が住んでたんだけど、広大な敷地と一軒家の面倒はもう見れんということでアパートに引っ越したらしい。

いらないものを全部そのまま放置していってもいいなら安くしてあげるということだったらしく、友人夫婦は了解したらしい。

というわけで、この日は不用品大処分巨大焚き火となったのであった。

まあ、出てくる出てくる、昔の雑誌やら布団やらクッションやら戸棚やらエトセトラエトセトラ。リサイクルもできないようなかなり古いものばかり。

クッションとかはかわいい刺繍のものもあって、キープしときたくなったけどかなりクタクタで、友だちにとめられる。つ、つい貧乏性が・・・汗。

巨大な焚き火にひたすら不用品を投げ込む。

←奥の黄色い家が友だちの家で、写真撮ってる湖の地点まで全部彼らの敷地。広すぎ。

大気汚染が気になりましたが、どうなんだろう・・・まあ、布とか木しか燃やしてないけど。。。

火の威力ってすごいね、燃やしてなくしちゃうんだもん。

そしてなんといっても暖かい!

焚き火を囲んで、コーヒーとお菓子をムシャムシャゴクゴク(またかよ。)やってるうちに夜。

つい、「♪もーえろよもえろーよ~ほのおよ~もえろ~♪」と口ずさんでしまう日本人がここにひとり。林間学校とかのキャンプファイヤーを思い出すな。

この火、20時間後くらいにもまだくすぶってた。すごい。

なんか旅の日記調で、たいして面白くないブログかもしれませんね・・・・すいませんです。

はぁ・・・この週末はいろいろありすぎて毎日明け方4時くらいに寝ていた・・・。早く立て直さねばということで、今朝は8時に起きて、今超眠いけど夜までがんばる!

2007年の目標は毎日8時間は寝ることです。

守れますように!!!

(今、外で風がブンブンうなってます。なんか話には聞いてたけど、ほんと風強すぎだよ・・・。)

つづく

1/11/2007

夕焼けと凍った湖と。


友だち夫婦の家は、ダーラナ地方の湖のほとりに建っています。

家は駅から車で20分ほどかかるところで、最寄の近所は車で3分。その他には家はなく、シーンとしたピースフルな景色が広がっています。

到着した日の夕方に、空が燃えているような夕焼けが見れました。

この家には4日間滞在したんだけど、ここまでの夕日が見えたのは滞在中この日だけだったので、よかったよかった。

もう、ほんとーーーにあまりに素晴らしい夕焼けで、シャッターを押す手が止まりません。

あーーーー夕日ってなんてきれいな色なんだろう。

しかも、どういう構造になっているのかわからないけど、湖の氷を突き破って(?)枝が出ているところも幻想的で見入っちゃいました。

背の高い木や湖が広がる風景は、私が住んでいる南部ではあまりお目にかかれない風景で、(そのぶん、見渡しがいい南部の風景も大好きなんだけど。)こういう風景見てると「(あぁ・・・スウェーデンにいるんだなぁ)」と実感。

ちなみに、つい今私の部屋にフィンランド人の友だちがいるんだけど、フィンランドはまさに「森と湖」の国みたいで、この写真を見たら故郷が無性に懐かしくなったみたいです。

何の音もしない湖のほとりで、沈んでいく夕日をひたすら眺める・・・。

やはり人間には自然が必要だぁぁぁ!!!!

と思ったのであった。

つづく


2006-2007スウェーデン縦断の旅

お久しぶりです!!

昨日、20日間に渡るスウェーデン縦断の旅から無事生還しました!

なんか、もう本当に色んなことがありすぎて、色んな人に会いすぎて、めまぐるしくも、充実した旅でした。

今日からもう学校・・・。

ぼちぼちブログ書いていきたいと思います。

まずはスウェーデン南部の街から中部のダーラナ地方へ。

日本で例えると鹿児島から栃木ってかんじ?

そこまでは4時間強かけて電車の旅。

もったいないと思いつつも電車に乗ると定番のカニエルブッレ(シナモンロール)とミルクたっぷりのコーヒーを買ってしまう。(これで240円くらい?15SEK)

窓際の座席で外を眺めつつこれからの旅に思いを馳せ、ムシャムシャゴクゴクとやってると、旅に向けてテンション徐々にアップ↑!

今回はいいチケットが見つからず、カタリーナホルムとノルショーピン、2回乗り換えなきゃいけなかったし、クリスマス帰省ラッシュで荷物多い客多し+満席で、慌しかったです。

つづく