さて、ほとんどの人が小さいとき”お母さんといっしょ”的な子供向け番組を見て育ってきたと思いますが、
きっとそういう子供むけ教育番組ってどこの国にも存在するんだろうなーと思って、
スウェーデンとデンマークの20代の友達に聞いてみました。
スウェーデンの子たちは、ほとんどがコレを観て育ったとのこと。いまだにファンも多いです。
タイトルは、”Björnes Magasin”(ビョルネス マガジーン)。
主人公はクマ(スウェ語でBjörn)。
ま~、クマのお腹の白い部分がかなり下の方についている感が否めませんが・・・。
日本のに比べると、かなり低予算っていうか、素朴なかんじです。
でも、期待してたほど可愛くないな~なんて思ったけど、
デンマークのを知ったらスウェーデンのがかなりマシに思えた!(爆笑)
デンマークのほうの子供番組のタイトルは、
”Bamse og Kylling”(バムセ オ シッリング)
主人公はテディベアのバムセと、鳥のシッリング(デンマークでは鶏肉のことをシッリングって言います。なので、この鳥の名前はそのまんま”鳥”・・・汗)。余談ですが、ロッタちゃんの映画など好きな北欧好きさんは”Bamse(バムセ)”と聞くとブタのぬいぐるみ思い浮かべそうですが、北欧(デンマークとスウェーデン。ノルウェー、フィンランドは知りません・・・)でバムセというと、まずクマのぬいぐるみのことです。
いやー、これがシュールなのなんのって・・・じゃじゃまる、ピッコロ、ポロリ(いやはや、私の子供時代がバレバレですな。)のような可愛さは露ほどにありません!!それどころか、”・・・コワ・・・”ってかんじです 苦笑。
これは今現在でもデンでは子供たちが観ています。現在進行形!!
いや~・・・なかなか衝撃的じゃありませんか??
私の今の職場にはデンマーク人もスウェーデン人もいるんですけど、彼らは基本的には仲いいくせに、よくお互いの国のことをからかってますが、こないだも子供番組のことでスウェ人が「バムセとシッリング、まじありえない!こわすぎ!」とデン人に言ってました。デン人も負けじと、「ビョルネンズ マガジーン、つまんないんだよ!」と言ってましたが・・・
私にしてみたらどっちもどっちだなって。。。!あはは!
でも、Youtubeで何個か動画見てみたけど、どちらの番組にも共通してるのは素朴で自然の中を楽しんでいるのが多くて、一部の国の子供番組、または子供番組の間のCMに見られるケバケバしさとか、うるささとか、物でつるような部分がなくて、その点すばらしいと思いました。自然を愛する北欧人の子供時代を、こういう番組が一部形成してるんだな~って。
そして、この最近のスウェーデンの子供番組、
"Fem myror är flera än fyra elefanter"(5匹のアリは、4頭のゾウよりおおいよ)っていう、なんともかわいいタイトルの番組は私もお気に入りです。この題名でまずフォーリンラブ!その考え方(?)がすばらしい!
これはアニメなんだけどね、お気に入りです。
各国の子供番組事情、なかなか面白くないですか?!
ではまた!