2/24/2008

アレックスの実家 -その1 ミョルビ~

さて、夏も本番!

学校も終わり、母たちの観光も終わり、私は細々とバイトをしながら就職活動めいたことをしながら夏を過ごしていた。

そんな時、日本に1年留学していて、もうスウェーデンに戻ってきてた友人のアレックスの実家を訪ねることになった!

アレックスはけっこう日本語が上手で、話しててとても楽しい!アイス食べて、「うまさが加速してとまらない」とか言うし。ご飯食べてても「腹八分目で。」とかつぶやくし。一体どこで覚えたんだ!

電車にゆられて約3時間、アレックスの住む町に到着!ここで6日間お世話になりました。

なんとまぁ、大きなお家&庭でございました。

お庭の鉢植えには恒例の「VÄLKOMMEN」(ようこそ)が!

その猫にそっくりな、飼い猫のアモスくんも登場!

←たそがれるアモスくん。

アレックスとは日本でも会ったことがあって、日本にいるときスウェーデンから来たアレックスの友達を私が案内したりしたこともあって面識があったんだけど、なんせご家族には初対面。しかもなんと妹が3人もいるということで、オソルベシ!でございました。

これがお庭・・・ちょっと・・・広すぎじゃないですか?

えーっと・・・もう半年以上前のことなんで、なに書けばいいのかいまいちわかんなくなってきました。

とにかく、この庭にはいろんな果物の木が植わってて、妹たちはビキニで寝そべって日光浴しており、ご飯はよくこの外に出て食べたりして、なんだかいかにも海外チックだなぁと思って見てました。

って、どうしようもないこと書いて行(ぎょう)かせいでるな。

6月の末にサクランボ。

お庭にタワワになってて、食べ放題でした。

けっこう繊細な味でおいしゅうございました。

では、この先は何回かにわけてアレックスの家に遊びに行ったときのことをおとどけしようと思います。

春っぽくなってきたと思ったらやけに寒かったりする今日このごろ、季節感なさすぎなスウェーデンの夏話につきあっていただき、ありがとうございます。

ではでは・・・

2/07/2008

ヒーロー現る

友人家族が、昨年の5月くらいから8月末まで家族でギリシャのキプロス島に仕事の関係で引っ越していて、でも8月までそのアパートはキープしときたいってことで、私は駅から徒歩3分、部屋数が5つもある巨大アパートを間借りしていたわけでした。

いやぁ、4階でエレベーターなしだったことをのぞけばいいアパートだったなぁ・・・(遠い目)。

その間、友だち呼びまくったり、よごさない範囲でホームパーチーなんぞをしたり、母や友人に日本から来てもらえたり・・・と、優雅な生活を送っていたのも束の間、気づけばもう8月。ご家族がキプロスからお戻りで。

次の家もそう簡単に見つかるもんじゃない&友人夫婦は超寛大&子供5人いるからヘルプも必要?&私も子供好き・・・ということで、一時期一緒に住んでました。子供5人と・・・。(以前にもブログに何回か登場してます。)

私は子供部屋のひとつを自分の部屋代わりに使わせてもらっていたのですが・・・なんせ子供の絵本やおもちゃなんかがある部屋だったから、子供が突然入ってくるくる!汗 おちおち着替えなんかもできません・・・。

ある朝。

起きると枕元に人の気配が。

思わずヒィィッッッってなりましたよ!

♪スパイダマーン、スパーダーマン!ヒア カムズ ザ スパイダーマンッ!♪(テーマ曲と共にドウゾ)

っていうか・・・

あの・・・あなたほんとにスパイダーマンですか・・・?

ズ・・・ズボンあがりすぎじゃ・・・汗

・・・デカパン先生?(おそ松くん)

なんて言いながらも、私の気分はMJ!(なんちって、うそ。)

このスパーダーマン、次男(5歳)なんですけど特に私に懐いてて大変でした。うれしいようなうざったいような 苦笑。

トイレで大きいほうしたら、もれなく「Acoooo!おしりふいてぇぇぇぇぇ・・・!」って悩ましい声がトイレから私を呼んでいるし。

自分の手首からネットだして自分で拭け!と言いたい。なんちゃって、言葉がすぎました。ウ・ソ・!☆(こわ・・・)

気になるマスクの下の素顔は・・・

こちら。(左ね。)

将来、もしもイケメンになったらお尻拭いてやったことをネタにして強請(ゆす)ろうかと、おばちゃん今から目論んでます。

隣の赤ちゃんは4男のベビーちゃん☆☆☆

毎日子供まみれで大変なときもあったけど、今はもうこの家族完全にキプロスに引っ越しちゃってるし、なんかもう懐かしさがこみ上げてきます・・・涙。

キプロスまで会いに行っていいらしいんだけど・・・どーやって行くんじゃ?!

とかいいつつ、夏あたり行っちゃいそうな自分がこわい。

誘われると、行かないではいられないのであった。

いきたーい!

2/04/2008

苺まっさかり

日本で苺スイーツっていうと、もう2~4月あたりってイメージだけど、スウェでは完璧に夏のイメージです。

6月の夏至祭あたりからデザートに苺がこれでもかとでます。

とうぜん、お茶にお呼ばれしたときもホームメイドスイーツは苺なことが多い。

スウェーデンのホームメイドスイーツの定番と思われるもののいくつかの中からご紹介。

1枚目の写真は、硬くあわ立てたメレンゲを焼いて作るケーキ。

ちょっと手の込んでるお菓子グループに入るかな?

サクサクと軽くて、ペロッといけちゃいます。大好物。

レシピ仕込んできたんで先着5名様をご招待!なんちゃってね~、プッ。

お次は、もう定番中の定番、Kladkaka!(チョコレートケーキ)

何回これを食べたことやら・・・ってくらい、スウェ人、猫も杓子も老若男女作っちゃう一品。

これは簡単にできちゃいます。

普段は生クリームまたはバニラアイスと食べるけど、夏の間はそれに苺が!

形がしっかり残る程度に煮た苺をかけてたべると・・・

絶品っす。

なんか、煮詰めたジャム状のものより、このタイプのゆるいソースみたいなほうが美味しい!

コーヒーともよくあいます。

また、これらを外の日差しの中で食べるっていうのがまたいいんです。

しかし、このようなものものをモリ食いしてたせいで今のこの体系が・・・・汗汗汗

ってことで、夏の訪れを感じる苺スイーツでした☆

なんてセリフを2月の極寒の中で書く自分・・・。

かなすぃ!

2/03/2008

みんなでペンキ塗り

これがスウェーデンの標準なのかどうかわからないけど、 けっこう家とか車の修理とか、改装とか自分たちでやっちゃうことが多い気がする。

キッチン改装とか、IKEAとかで一式買ってきて自分たちだけでやっちゃってる友だちもけっこういた。

夏は天気がいいからか、ペンキ塗りをしなおす家がけっこうあって、手伝いを頼まれたことが3回もあった。

この日は郊外の平屋に住む友だち夫婦の家のペンキ塗りのお手伝い。

全体が白で、窓・ドア枠がブルーという、ちょっと地中海風の色のセレクト。(好き!)

15人くらいも集まってて、みんなでやったら早い早い!

昼ごはんは、スウェーデンの大人数ごはんの定番、スパゲッティ・ミートソースに安いソーダ 笑。

これにケチャップをこれでもかとかけて食べるのがスウェーデン風。(マジ。)

しかも、麺もナイフで切ってフォークで食べるかんじ・・・。だからか、妙に茹で過ぎの麺が多かった感がありんす。

いやいやいや・・・でも、みんなでお外で食べるご飯はなんだってうまい!(フォロー)

下のブログにも登場した、フレンチブルのモリーもお手伝いがんばってました!

←背中に白いペンキをつけられたモリー。(左下)

朝8時から夜6時過ぎまでみんなでペンキを塗り続け、無事全体が完了!

みんなペンキだらけになったので、そのまま別の友だちの家のプールに入りにいきました。

(プールの持ち主超迷惑。)

晴れ渡ったサワヤカな夏の景色をお届け!

スウェーデン南部はとにかくまったいらで、遥か遠くまで見渡せます。

そしてペンキ塗った友だちの家の前のステキな並木道。

追伸:ブログのタイトルの後ろに、去年の今頃に湖のほとりで撮った写真をいれてみました。

むかーしむかしに説明したことありますが、タイトルの"Skuggan"はスウェ語で「影」です。そして、"Du vill så du kan" ってのは、「きみが望めば、きみはできる」というような、超ポジティブなかんじの言葉です へへ。

(私は案外ネクラ&インドアです。)