4/11/2009

ベトナムで、ディカプリオ体験

またお久しぶりです・・・汗汗汗。

ベトナム&カンボジアから帰国してまもなく、今度はスウェーデン人の友だちがうちに2週間泊まっており、かな~~りバタバタしていてろくにネットもできませんでした!

数日前にスウェーデンへと戻っていき、また平穏な生活が訪れたというわけです。

さて、私の旅話に戻りますが、出だしからイタかった!

ベトナム入国の際、入国カードに滞在先の住所を書かなきゃいけなかったんだけど・・・泊まるところはベトナムにいる友達が手配してくれることになってて、住所とかなんも知らん・・・(青ざめ)。

ダメもとで、何も書かずにパスポートコントロールに行ったら、さんざん並んでたどり着いた挙句に、こわそうなお兄さんに怒り顔でチッチッチと舌打ちされ、「書き直し。」の冷たい宣告・・・ガビーーン!!

でも、ありがたいことにカバンのなかには「地球の歩き方 ポケット」が!!!

(泊まる可能性だって0じゃないんだからウソじゃないもん)と思いながら、適当にホテルの住所をひとつ見つけ、記入。無事通過できました。悲しいかな、貧乏性。つい、いちばん安いホテルの住所書いちゃった 照。

無事空港の外に出たと。

この旅では、スウェーデンにいた時に仲良くしてた友だちがちょうど3ヶ月ベトナムにいるということで、その間に彼らに会うというのが大きな目的であり、再会を非常に心待ちにしていたのだが・・・

感動の再会を期待して空港の到着ロビーを眺めたけど・・・

・・・誰も私のこと待ってる人いないし・・・ドドーーーン!!!

ベトナムのおじさんやお兄さんに、「タクシーのってけ」攻撃を受け、それをかわすのも一苦労。

なんでいないの???涙涙涙

そして気づいた。私、彼らのベトナムでの住所も電話もなにも控えてこなかったと・・・。

空港まで迎えに来てくれるという言葉に甘えきっていた!!

心細い思いをしつつ1時間が経過・・・。もう周りには人がほとんどいなくなってしまった。

そろそろネットカフェでもさがしてSOSメールを出すか、それともまだ待つかで葛藤していると・・・

「ACO!!!!!!!!!!」と遠くから懐かしい顔が!!!(号泣)

無事、1.5年ぶりの再会を果たしたのでした・・・。道が渋滞してたり迷ったりで、思うように来れなかったとのこと。

でも!終わりよければすべてよし!!!

車中で色々と積もる話をしてたらあっという間にお家へ到着。その、スウェーデンでの友達のいとこ(ベトナム人)の家とのことで、なかなか大きい。

そのいとことその奥さんに、私が使う部屋まで案内される。

エ・・・??

一瞬ポカン顔になってしまった。

この写真が、その部屋に入って直後の写真。

←ソノ マクラ ト シーツ、ナンヤネン!!!!

こう言っては悪いが、つい5分・・・いや3分前まで誰かが使っていたかのようなぬくもりさえ感じさせるこの部屋。

シーツも枕もそのまま転がっているものをつかってよいとのことだが・・・あのイモムシ状の枕?けっこうヨダレも吸い込んでそうですけど・・・?

しかも、めっちゃ暑いので、特に掛け布団もいらなそうだ。

そして頭の上には巨大なレースが!

「(あ~、お姫様ベッド風?)」とポジティブスィンキングしてみたが、これは”蚊帳”であった。蚊がハンパないそうだ・・・(号泣)。窓を開けて寝るときはこの蚊帳が必須とのこと。私、夏は紫外線よりもなによりも蚊が大嫌いなもんで、この先を考えただけで血の気が・・・。

気を取り直して、部屋を見渡してみた。

すると!!!!!なんとそこに!!!!!!!!

←ナンデ ホウチョウ ガ アルトデスカーー???

部屋の片隅に包丁。

驚きを隠せない!!!

この部屋、ドアのしまりが悪いとかで、ドアがまともには全然閉まってくれない。でも、この包丁を差し込みながら力強く閉めると閉まるとのことで、ドアの開閉に必要な包丁とのこと。

なるほどね~~~・・・ってオイ!!!

そのうえ、この包丁を使いつつ、ドアの開閉実習を何回か行ったのである。

というわけで、私は数日間常に枕元に包丁を持っていたわけで。

まあ、強盗が入ってきたら脅すこともできるし、一石二鳥かな?

そして、今度はトイレへと案内される。

・・・・・・ウグッウグッッ(嗚咽)。

←ナンデ デンキ ガ ミドリ ヤネン!!!シカモ ベンザ ナイシ!!!

と、つい大阪弁もしらないくせに大阪弁になる勢いの衝撃。

しかも床がなぜかベチャベチャ。。。シャワーもついてたから仕方がないのだろうけど、けっこうな衝撃でしたね。

なんとかお尻を宙に浮かせながらできるかな?

部屋でなんとかホッとしていると、なんと気温の変化からか、鼻から鮮血が・・・近年まれな勢いでした。(汚くてすいません) いくらティッシュをギッチリと鼻に押し込んでも、血の重みですぐティッシュが落ちそうになるくらいの勢い。

微妙に血まみれになってしまいました。

包丁が転がっている、アジアのとある一室で血まみれ(オオゲサだが)で仰向けになる自分・・・。

まあ、観たかた、思い出せるかたはそう多くないと思いますが、映画「ザ・ビーチ」のロバート・カーライル状態とでもいいましょうか。

つい思い出してしまいましたよ。

なんて書くとネガティブなことばかりですが、こういう驚きも旅の醍醐味!!

後から思い出すと笑えるもんです。

しかも、結局友だちのいとこがトイレの電球も換えてくれたので、次の日には普通の白熱灯だったし♪

というわけで、旅の体験談、続く・・・

コチラもヨロシク→http://skugganotheredition.blogspot.com/