5/30/2007

ンンン。。。ンガァアアア!!!

あーー、今日は超ストレスがたまったのでブログで勝手に発散させてもらいまっせ・・・。

ま、イギリスにタダ旅行させてもらったわけなのですが、タダほど怖いものはないって言うか、楽しませてもらったからしょうがないというか、帰ってきてからやることモリモリなんです。

全日程の日記を英語で書き、(スウェ語社会で生活している今となってはスウェ語でのほうが書きやすい・・・)しかも学校で写真展というか、展示会を開催しないといけないんです。

しかし、他メンバーはドリーミーというか忘れっぽいというか、作業がほとんど進まない。それぞれ行った場所も違ったりするんだけど、日記は1冊にまとめないといけないということで、私がまとめる役も買って出て、後の人は自分が行ったところの体験を書いた日記を私に渡すだけなのに、それでも遅い。→脱力ポイント1

なぜか私が、自分で「(よく小学校にいた仕切る女子そのものだな・・・)」と思いつつも、「来週までにやってね」とか言ってまわるハメになり、ようやく受け取った日記、「何月何日何曜日、晴れ。今日はどことどことどこにいきました。とてもきれいでした。楽しかったです。おわり」みたいな日記!盛りだくさんの6日間がなぜか紙切れ片面くらいにおさまっている・・・。→脱力ポイント2

「いや、もっと印象とか書いてもらうと、た、た、た、助かるなァ~」とやんわりダメだし。そしてまた何日も待つハメになる。でも、担当の先生Aに私が「まだなの?」をおしりをたたかれる。間に挟まれる中間管理職(?)の辛さをなんか実感・・・。

でも、日本人ならではのマメさ(?)というか、宿題は期日までにやらにゃあ!というヘンな焦りから自分ひとりで結局がんばってしまい、16ページにも及ぶ英文日記を書き上げる。ちなみに提出期限18日だったのに、だれーも18日なんかにゃやってなかったしね。

提出したところ、A先生に多大のダメ出しをくらう。→脱力ポイント3

でもね、ようやく先週末に自分でも納得がいくように書き終えて、A先生にも誉めてもらって、完結したと思ったら今度は展示会の準備。

大量にプリントアウトされた写真を、コメントもつけながら大きなボードに張っていく。その作業が今日だった。

最初はよかった。みんな協力してやってた。ほんの30分くらいには・・・その後、美容院だ、お茶だと、なぜか私1人になってた 汗汗汗。→脱力ポイント4

1人でもくもくと教員室で作業。ほかの先生たちに、「不公平ね~、えらいえらい」と慰められつつ、切り貼りを繰り返す。ま、こういう作業は好きなんであまり苦にはならないんですけど・・・。

と、そこにダメ出しの女王、A先生が君臨。「この写真はここじゃなくてここ!これヘンね~、これはここじゃないと!」・・・と、「あなたに任せるわ」と言われていたのに、なぜかダメ出しの嵐。しかも、理由が先生の趣味の世界で、なんかわけわかんない。→キレポイント1

いやァ。。。久々にストレスが溜まりに溜まって、普段は「あ、そうでしたね、はい、そのほうがいいかもね」とテケトーに流すことが多いんですが、「まかせるって言ってたじゃないですか」と言ってしまいました。「でもね、これはここにくるベキなのよ。これもこれも」と、軽く流されたけど・・・。

この先生、よくそういうところがあって(宿題やらせて、誉めないでダメだししまくったりとか。あまり誉めないのはスウェの先生にしては珍しいんじゃないかと思うんだけど・・・)、いい先生なんだけどたまにすごくイラつくというか、生徒たちにも影で「A先生って教師に向いてないよね」とずばり言われてしまっています。もちろん、あたりまえだけどいいときはいいというか、さんざんお世話になってるし、好きな先生なんだけど、今日はいろいろと溜まりに溜まったものがきましたね。。。ってことで、日本語で発散したかったのでブログに・・・。

他の人がやらないのに真剣にやっちゃって、しかもダメだしされると悲しくなりますが、ま、自分のためというか、耐えるのじゃぁぁぁ・・・とグッとこらえる自分、やはり日本人だなぁ~。日本じゃこれでもかなーーり適当なのに・・・。

Ta det lugnt(Take it easy)でいかなきゃなと思います・・・。

グチを読んでくれてありがとうございました。

5/29/2007

イチゴとニーナ

うちの近くに、もう1人とても優しいおばあちゃんがいます。昨日書いたスベトラーナの友達のニーナっていって、彼女と彼女の旦那さんのオロフはフィンランドからの移民。これもかなり昔のこと。(フィンランド語話せないくらい。)

このご夫婦も時々家に呼んでくれます。

移民の人は外国人の気持ちが分かるからか、スウェ人も優しい人たくさんいるけど、もっと親しくなれるような気がします。

ニーナとオロフはすごく料理がうまい。

しかも、これまたいろーーんなものを手作りしてて、わけてくれる。

最近は自家製イチゴジャムを3回も頂いてしまった。

イギリス行ってからなおさらスコーンにはまってしまい、自分でもよく焼くんだけど、それに友だちに勧められてイギリスで買ってきたクロテッドクリームとこの自家製イチゴジャムをかけてお茶すると・・・デリシャ~~ス☆ティーカップまでイチゴにしてみた。

そして、アイスにかけてベランダで食べたりとか。これまた夏の醍醐味です。

ま、ジャムは去年とれたイチゴなんだけど。

今年はスベトラーナとニーナとイチゴ狩りに行く約束をかわした。いやぁ、私はイチゴキチガイなんです。イチゴが好きで好きで仕方がない。

ところでこのジャム、煮詰めたりしないで純粋にイチゴつぶして砂糖まぜただけらしい。自然の甘みと鮮やかな赤い色がとてもきれい。

ニーナの家にいくと、もれなく半ばむりやり、一緒にクロスワードパズルをやることになるんだけど、それもまあいいでしょう 笑。なんかこっちの中高年のかたがたってクロスワードパズル好きな気がする。若者はSUDOKUとか。地味な遊びが好きなのでしょうか。

お茶好きなニーナとオロフには陶芸で私の陶芸十八番、ティーパック置きを作ってプレゼント。

グリーンの色付けがちょっとムラになってしまい、残念だけど・・・。

日本でもおばあちゃん(自分のおばあちゃんもどこかのおばあちゃんも)好きだったんだけど、こっちでもそのオーラがでてるのか、おばあちゃんを吸い寄せている・・・というか、自分が吸い寄せられているんでしょうな。

おじいちゃんもいいけど、かわいいおばあちゃんラヴ!!

自分がおばあちゃんになったら、こんなふうにいつ誰がきても歓迎してあげれるような家にしたいなあ。

っていうか、おばあちゃんたちってなんであんなにマメなんでしょう・・・。家事全般をソツなくこなすあのワザ、ただただ脱帽です。

追伸:今、ゴロゴロしながら、私がスウェにきて約1.5年になるのになんで最初のうちはおばあちゃんたちとあまり知り合いになれなかったのかを考えてたら、おばあちゃんたちは英語ができない人が多いということが原因だったのかもしれないと思った。英語はなせる人が多いスウェーデンだけど、お年寄りと小さい子はスウェ語しかできないからね。というわけで、スウェ語がある程度できるようになって、知り合う世代も広がってよかったよかったってかんじです。

5/28/2007

大好きなスベトラーナ

それでは、イギリス報告も終わったことなので、今後はまた心置きなくスウェ報告といきたいと思います。

うちの近所に、ユーゴスラビア人のスベトラーナっておばあちゃんがいます。

21歳くらいのときにスウェーデンに移民としてきて、もう50年くらいスウェーデンで暮らしてる。ご主人は2年前に他界され、息子さん2人は成人してそれぞれの家庭があるので、彼女はいま1人暮らし。

ひょんなことから仲良くなって、今はお互い週に1回は会うか電話する仲☆

もう、ほんと大好きです。

いつアポなし突撃してもすごく歓迎してくれる。(相手がスウェ人だとたぶんアポなし突撃は戸惑われるかも?!)

けっこう大きな家に1人暮らしなんだけど、庭も家の隅々もいつもやけにきれいで、しかもかなり頻繁に絨毯、大きなカーテンとかまで洗濯している。野菜、ハーブ類、パンやケーキなど全部手作り。よく身体の節々が痛むと言いながら、ちょこまかちょこまかと本当によく働く!とてもとてもマネできません・・・。

夜とかもいきなり「Kom!(来い!)」って勢いよく電話してきて、行くとユーゴスラビアのスープとかパプリカ料理(ユーゴの典型的料理だと思う。)お菓子とかくれる。

自分で自分のことを「私はAcoのスウェーデンのお母さんだ」って言ってます 笑。ありがたや~。

こないだ行ったら、いかにもかわいいおばあちゃんってかんじのレトロな花柄のエプロンして、花の形のクッキーを作っていたので思わず萌えてしまい、写真撮らせてもらった。

デジカメで撮ってると、「フィルムなくなってもったいないからやめなさい!!」って言われた 笑。

なんていうか、色んなことが絶妙なんです、スベトラーナ。色々気にかけてくれるのにおせっかいってわけでもないし、詮索してくるわけでもないし、しょっちゅう病院に行ったり手術したりしてるのに気丈だし・・・中身が若いというか、世代はぜんぜん違うのに、気を使わないで仲良く出来る人です。

あ、でも一度自分の甥(私より軽く20は年上・・・)を紹介してきたときはまいったけど・・・汗。

私もいつかは日本に帰るということで、そのことを考えると寂しいそうだ・・・って私もかなり寂しい・・・。はぁ・・・。

で、まあ私は彼女とラブラブなんですけど、彼女が何か私と自分の友情の記念(?)になるものが何か欲しいね~と言ったので、(記念物好きなんです、彼女。私が北の果てのAbiskoに行くときも、もろ”Abisko”って書いてある何かを買ってきてくれってお小遣いくれたし・・・)作ることにしました。

私は学校で趣味程度に陶芸やってるんですけど、気合を入れて作りました!

じゃじゃん。

かなりブリブリなんですけど、スベトラーナはブリブリなのがすきなんです。ハートとかお花とか。

だから思い切りブリブリで。大きさは大きなお皿くらい。陶器でできてます。

上に穴が開いてて、どこかに掛けれるようになってる。我ながらなかなか気に入ってます。

Akoになってますけど、本名なんで・・・Acoじゃないけど。

これをプレゼントしたとき、開けた瞬間満面の笑みで両頬にブッチュ~と熱いキスをされました 笑。

かなり喜んでくれて、ソソクサとかけてた。

よかった!

5/26/2007

ラヴリ~イギリスの旅<追伸・・・おうち編>

おもしろいかな~と思って撮ったイギリスのおうちシリーズです。

中の広さはわからないけど、パッと見た感じ小さくて隣と隣接した家をよく見かけました。

ロンドンとかはわからないけど・・・。アパートがおおいのかな?

最初の2枚はブラックプール、3枚目は湖水地方のです。

湖水地方の、色合いと石の壁が素敵。

以上!

ラヴリ~イギリスの旅<さよならイギリス、またいつか編>

とうとう、忙しく、そして楽しかったイギリスの旅も終わりです。朝の5時に起き、空港に向かう。
まずロンドンの空港まで飛び、そこで乗換え時間が4時間も・・・。


空港内の写真。Boots薬局もあります。

なんと、空港でスペイン組と最後の感動的別れをするはずが会えず、なんかものすごーーーく不完全燃焼なかんじ・・・スウェ組一同、ブルーになる。

後からメールで聞いたけど、スペイン組もかなりがっかりしてたらしいです・・。

最後、熱くハグして別れたかったなぁ。泣いたかもしれないけど。

ほんと、旅とは一期一会だなぁ・・・。

シンミリと空港のカフェで朝ごはん。

免税店をウロウロして楽しむ(立ち直り早い早い・・・)。

スウェ組女性陣がものすごく気に入ったのは”Accessorize”っていかにもガーリーな雰囲気の店。可愛いアクセサリーや小物が充実。
この店、ノルウェーでも見かけたし、デンマークにもあるし、イギリスにもある。そして今なんとなく検索したら日本にもあった!(http://www.accessorize.jp/index.html)なぜスウェーデンにないんじゃぁぁぁ!

可愛い小物が充実してるから、原宿にお越しの際は是非チェックしてみてください。オンラインショップもやってるみたいだけど、見た感じかなり品揃え少なそう・・・。

そしてロンドンから一路コペンハーゲンのカストルップ空港へ。

スウェーデンの自分の住んでる街についたら、まだ住んで10ヶ月も経ってないのになぜか懐かしさが沸いてきました。たかが6日間なのに・・・。もう第二の故郷だな、こりゃ。

いやぁ、それにしたもいい旅でした。

なにがよかったかって、他の国の人との出会いと、値段を気にせずレストランで好き放題注文できたこと(重要。)、そして観光した中では湖水地方が素晴らしかったです。おすすめです。

あ、ちなみにイギリス人は本当に「Lovely」を連発してました。「Good」とか「Nice」のかわりにみんなLovelyみたいな。だから一連の日記のタイトルがラヴリ~なんですよ!
これにてイギリスの旅報告・・・

おわり!


ラヴリ~イギリスの旅<5日目チェスター編>

5日目は朝からチェスター(Chester http://en.wikipedia.org/wiki/Chester)という古い街に観光に行きました。

バスに乗っていると、左側通行だってことで私以外の人たちはワーワーギャーギャー言ってたけど・・・なんてこっちゃないね 汗。

あたりまえだけど、ハンドルも右についてるしね。日本人だったらかなり運転しやすそう。 でも、陸続きのヨーロッパを車で旅するとして、このまま他の国に行ったらいきなり右側通行になるのはけっこうドキリとするかもしれん・・・。

私は左側通行ってことより、高速走ってて見える「リヴァプール・バーミンガム・・・・」とかの標識にいちいち「(あぁ・・・ほんとにイギリスだなぁ・・・)」となんか実感。実感もなにももう5日目なんだけど。

チェスターは独特の建物がならぶ、美しい街でした。

緑が生い茂っていて、大きな川も流れてて、古代の遺跡も残っている街。

建物はこの写真にあるような、白と黒の建物。

昔の家をうまく保存して生かすことにおいて、ヨーロッパは本当に上手だと思う。

見た目は超伝統的なのに、中はうまく改装されてて、モダン。

大きなショッピング街もあって、そこでまた束の間の自由時間。

ちなみにこれは街を録画してる先生を撮ってみました。

好きな靴会社、Clarksとかで靴やカバンを見てみる。

本場だからか、そんなにめちゃ高というかんじじゃなく、かえってスウェーデンの普通の靴やさん、Din skoとかで買うのと変わらなかったうえに、ここの靴の履きやすさはよーくわかっているので、(Clarksのナタリーだけもう3回も買いなおして履いてました。)10分たらずで即買い。

その後、大きなカセドラルの中を見てみた。

カセドラルの庭で・・・

なんとリスくんを発見!!!

しかも、この写真拡大したやつなんだけど、なんか口にドングリみたいなのをくわえてる!

おおおおお・・・・可愛いすぎる・・・。しかもお手手を胸の前で組んでるし・・・。

キミはなんでそんなにかわいいーーーーの!!!と、半ば半狂乱でシャター押しまくり。

小学生2年生のとき、お父さんの転勤でイギリスに引越しちゃった友だちがハガキに「街にリスがたくさんいます」と書いていて驚いたのを思い出したなぁ。元気かな~。

そんなこんなでチェスターの旅は終わり、この日は帰国前日だったということで、みんなでLa Piazzaというイタリアンレストランで最後のパーティー。

いちばん仲良くしてたスペイン組と一緒に座ったんだけど、なんかもうシンミリムード・・・。「今までの旅行の中で最高だった」とか言ってて、ホロリ。スロバキア組やイギリス組とハグして別れを惜しむ。

その後、チェコ組とスペイン組と夜のブラックプールの街に繰り出してクラブへ行ってみた。

スウェ組の先生2人が狂ったように踊っていたのが印象的・・・。生徒の目の前でそこまで踊れるとは、やはり外国・・・と思ってしまうのだがどうだろう?

夜中のブラックプールには、原宿みたいにかな~り個性的なかっこをした人がたくさんいて、それにいちいち驚くスウェ組。看護婦さんとか婦警さんとかあとは下着見えまくりなかっことか。スウェではあまりないのかねぇ。東京では見慣れた風景だけど。

次の日なんて、朝6時のフライトだっていうのに夜中帰宅して荷造り・・・。我ながらタフだぁ・・・。

この5日間を思い出して、「(・・・いい旅だったなぁ・・・)」と感慨にふけりながら寝ました。

一つ思い出したというか、不思議だったのが、みんなあわせて30人くらいのグループだったんだけど、だれもタバコ吸う人とスヌース(スウェの噛みタバコ)をやるひとがいなかったこと。よかったよかった。

5/23/2007

ラヴリ~イギリスの旅<4日目湖水地方編>

すいません、なんか間があいてしまいました。

最近、宿題その他諸々でやけに忙しいです。それにしても、いま夜の10時なのに外がまだ明るい。そしてまだ鳥がさえずっている・・・。冬は夕方4時には暗くなっていたことを考えるとすごい差。

さて、またぼちぼち思い出しながらイギリスの旅つづってみます。

4日目は待ちに待った湖水地方(Lake District)の日!そう、ピーターラビットの作者のBeatrix Potter(ビアトリス・ポター)が半生を過ごした場所で、彼女の作品のファンとしては楽しみだったのです!

まずWindermereという湖畔の超かわいらしい街(いや、ほんとに超をつけて過言でないほどステキでした。)からフェリーに乗ってAmblesideという街に渡る。

この日はあいにく曇りで肌寒い。でも、なんかこの曇り空がなんかイギリス感かもしだしてるっていうか、石やレンガ造りの建物にマッチしているような気もします。

フェリーで風をうけながらみんなでコーヒーブレイク。

いやー、好きっす、湖。海もいいけど、この”静かな湖畔”という雰囲気に弱い。水面が静かな感じ。

そこらじゅうに白鳥がいる。

もう、かなり人になれてて鳩みたいに近距離に近寄ってくる。

白鳥を見ると志村けんさんを思い出してしまう私はムード台無しの大バカ者です・・・恥。

グレーの白鳥の赤ちゃんもたくさんいて、めっちゃ可愛かった。白鳥は赤ちゃんのときグレーで大人になって白くなって、アザラシは赤ちゃんのとき白くて大人になってグレーになる。不思議。

そしてAmblesideに到着。

ううう・・・ここももうシャッター押す指がとまらないほどいい雰囲気の街だった・・・。スウェーデンのイメージが”シンプルモダン”だとしたらイギリスのカントリーサイドは確実に”クラシカルエレガント”ですな。勝手に言ってみただけだけど。ピーターラビットにローラ・アシュレーにウェッジウッド。そういうものが生まれそうな独特の空気がある。

たった2時間の自由行動時間をもらう。スウェーデン組のセシリアと一緒に行動したんだけど、即「服が見たい」と服屋に・・・しかもアウトドア系で、ノースフェイスとかパタゴニアとかそういうのばかり扱ってるところ。「(どうしてここまで来て短時間の自由時間に服見ないといけないんだよー!)」とかなり焦る。ううう・・・ということで、服を見たい彼女と別行動にして、私はお茶できるカフェを探して30分後に落ち合う約束をしてわかれる。

短時間だとやはり個人行動いいね・・・。

たまたま入った本屋さんでピーターラビット全集見つける!しかも何話も入ってるのに1000円以下でハードカバー!

小さいときのことを思い出して、懐かしさのあまり即買い。

ピーターラビットに子猫のトムにベンジャミンバニーにジンジャーとピクルス屋のお話などなど・・・いっきに6歳くらいのころにフラッシュバック!小さいときうちにかなり揃ってたはずなんだけど、あれはどこにいったんだろう?「ヒゲのサムエルのおはなし」はいじわるなネズミが出てきて子供ながらに大嫌いだったのでその話が入ってる全集ははずした。

「こねこのトム」がかなりお気に入りだ。

大人になった今改めて読むと、話のなかのユーモア、絵の上品さやかわいらしさに改めて気づいて、またファンになりました。まさに珠玉の作品集です。

そして!散策してたらとてもとてもとてもステキなオープンエアのカフェを発見!!!

あわててセシリアを呼びに行く。そしたらその道中、1人で歩いてる先生のマリーと合流。マリーも時には1人で街を感じながら歩きたいから1人になってたんだって。その気持ち、かなりよくわかる。1人で外国の街を散策すると、誰かといると気づかないことに色々気づくし、街の人と会話するチャンスもあるし。もちろん友だちと歩くのも楽しいけど、時には1人もいい。

もう、ほんと一目惚れ。ここしかない!!!と即決。

まさに花園。

咲き乱れる花々に流れる小川。(この右手に小川が流れているのです。)

メニューを見て、これまたイギリスに来たらぜったい試したかったアフタヌーンティー(ここでは”クリームティーというらしい)に即決!

憧れの本場スコーーーーン!!!

友だちに、イギリスで食べるスコーンについてる、スコーン専用のクロテッドクリームってクリームが絶品だと聞いてたので、まよわず”クロテッドクリーム&ジャム”のセット。

ああ・・・柄にもなく、優雅な時間が流れる・・・ウフ。

クリームはかなり濃い生クリームというか薄めのバターというか、そんなかんじでした。美味。

そしてまたバスの時間を気にしつつ慌ててバスに戻る・・・。

そして、今度はGrasmereという場所に移動し、Dove Cottageに行く。ここは詩人のWilliam Wordsworthの家兼、美術館がある。

これがそのお家でございます。

もう、あまりに素敵とかかわいいとか美味しいとかそういう言葉を使いすぎて、安っぽくなってきてしまっているので自粛。

まぁ、とにかくこの一帯は湖に丘に山に森、広い草原ではたくさんの羊が草をはみ、赤ちゃん羊が丸くなって寝てたり、お乳を飲んでたり。そのわきをアヒルがとおりすぎ、白鳥が泳ぐ・・・そんなピースフルな景色が広がっているのです。涙がでそうになるほどピースフル。はやく世界全体がこんな景色になって欲しいです・・・。 ピーターラビットみたいな話が生まれるのが納得。動物が本当に自由に活き活き生きてて、今にもしゃべりだしそうなんだもん。

グループのかっこつけてるっていうか、ほとんど写真撮らない男たちもバシバシ撮ってたので、やはりみんな心和む自然に惹かれるというのは当然ですな。。。

この後はソフトクリーム食べながら湖畔を散策し、その後はまたバスに乗ってレストランでいつものごとくビールとご飯を楽しみました。

ホテルに戻ってからはみんなでアイリッシュパブに行きました。スペインのイェマがシャキーラになりきって踊りまくってたのが楽しかった。

以上。

熱い出だしのわりに、淡白すぎる終わりかただな、今回の日記。

5/18/2007

ラヴリ~イギリスの旅<続・3日目午後観光、そしてついに!編>

3日目の夕方は、ガイドのジェリーさんに連れられて、スウェーデン組みんなでブラックプールから車で30分くらいいったところにある、Lythamというこじんまりとした高級住宅街(だったような・・・)に連れて行ってもらう。

お庭が素敵な家が多くて、これまた散歩しているだけでウットリ。

と言いながら、庭の写真なくて失礼・・・。

撮り忘れて残念。

←赤の多い風景。

郵便ポストに公衆電話ボックス、全部赤。

ついでにトマトソースの宣伝まで赤いから赤々しい!(そんな日本語ないですね。)

金曜日の夕方17時くらいだったんだけど、スーパー以外ほとんどのお店が閉まっていて、むなしくショーウィンドー越しに眺めるのみ。

これ見て!

紅茶&お茶関連のものを扱うお店のショーウィンドーに飾ってあったティーポット。

洗面台型に、マフィン型にエスプレッソマシン型。

こんなティーポットがあったらお茶の時間が楽しくなりそうだし、お客さんも笑顔になりそう!

このカプチーノの泡がこぼれかけてる感じなんて、思わずコーヒーのいい香りまで漂ってきそう・・・。

でも、エスプレッソマシン型は洗うの大変そうなんで、マフィン型のでいいですので、よろしくおねがいします。(え?)

お店が色々並んでいる通り。

一同驚いたのが、煙突。

拡大すればきっと見れるけど、チェスのコマを並べたみたいな凝ったフィギュアが何本もたってる。

ここから煙も分散してでてくるのか??

なんでこんな形なのかは謎。

全体的に、スウェーデンより道が狭いし(もちろんスウェでもセントラルは道狭いけど・・・)、しかも左側に路上駐車してある風景は久しぶりに見て、なんか日本を思い出す。

中央の広場。

石のモザイクが素敵。

美術の先生のヘンリクが興奮して写真撮りまくってた。

それにしてもこのスウェ組、やけに明るい人が多くて、しょっちゅうゲラゲラ笑ってる。なんで笑ってるか私も意味わかって一緒に笑える確立は約半分かな・・・道は遠い。でも、1人で真顔なのも感じ悪いので、みんなのその豪快な笑い声が笑える(話の内容じゃなくてね。)ってことで、一緒に笑ってます。でも話振られると固まる。

この広場でなにが面白かったのか、全員ものすごく笑ってて、通行人が怪訝な顔してみてくるほど。

わたしゃソソクサと退散して、不動産屋の家情報を眺めてました 汗。

そして・・・

お腹もほどよくすいたところで、ご飯!!

ジェリーさんお勧めのいいかんじのパブ兼レストランへ!

私の心はもうフィッシュアンドチップスと決まっていたので、5秒で決断。

他のメンバーも驚く早さ。私があまりにフィッシュアンドチップス、フィッシュアンドチップス言ってたもんだからか、「そ、それなら自分も・・・」と、8人中6人もフィッシュアンドチップスにしてた 笑。

”イギリスといえばフィッシュアンドチップスとアフタヌーンティー”とさんざん聞いていたけど今まで食べたことがなかった。初めてのご対面っ!!

じゃじゃん。

お、おいしそおおおお!!!!

サクサクすぎるほどサクサクの衣にタルタルソースを付けて、お勧めのビールとやら(おごってもらったので名前わかりません)と一緒に食べたあの瞬間・・・

しゃ~~わせ~~~♪♪♪

あまりの美味しさに言葉も忘れて即完食。

結局この1回しか食べるチャンスはなかったんだけど、機会があればすぐにでも食べたいです。

スコーネでどこかこんな美味しいフィッシュアンドチップス(チップスはなくてもいいけど・・・)食べれるレストランとかあったら情報募集中。

この後は、みんなでホテルに戻り、今度はホテルのそばのアイリッシュパブに繰り出したのでした。

ビール飲みまくりのイギリスの旅でした。

5/17/2007

ラヴリ~イギリスの旅<3日目午後ブラックプール観光編>

忘れないうちにどんどんいきまっせ~。

3日目午後は、別の科を見学していた別のスウェーデン組と落ち合って、待ってましたのブラックプール観光。

とりあえずおさえておいたほうがよさそうな、、ブラックプールタワー(http://www.theblackpooltower.co.uk/)に行ってみました。

ここのタワーは、サーカス、水族館、ダンスフロア、展望台と、タワーまるまる娯楽施設です。

まずは地下でサーカス兼マジックショーを鑑賞。


それから、最上階まで昇って、街を見下ろしてみる。

眺めいい!これでもパリのエッフェルタワーの半分の高さらしいけど。

私は高いところ大好きなんですけど、同じスウェ組のセバスチャンは常日頃、「僕はフライトアテンダントになりたいんだよね~」と言ってたくせに、足がすくんでまともに歩けなくなってしまった。

顔も真っ青なので腕を組んで歩いてあげる 苦笑。

つい、「フライトアテンダントになりたいんじゃなかったの?飛行機なんてもっと高いじゃん」と思いやりのない言葉を言ってしまったけど、当然の疑問じゃないですか?!

そしたらちょっと傷ついちゃったみたい 汗。でも、飛行機は高いけど安定感があるからいいんだそうだ。

うーん、その気持ち、いまいちわからん・・・。タワーの展望台のほうがよほど安定感ある気がするんだけど・・・。

そして、これがガラス張りの床。

セバスチャンは見ないようにしてました 苦笑。

いいね!スパイダーマンになった気分だよ!

シュッ!シュッ!(手首から糸出す音。)

この写真をかなり拡大すると、真下のあたりに人が落ちてる絵が描いてあって、”Ouch!”って書いてあるの・・・イタタタタ・・・。 上方に写ってる黄色と緑の物体が大型バスなのを考えると、かなりの高さだってわかるでしょ?

高いところ好きといえども、この眺めは私も結構目がクラリとしたので、高いところから自殺する人ってものすごく勇気あるなと思いました。絶対ムリだ。

そしてお次は待ってましたのボールルーム!

そう、ここはあの名作「Shall we ダンス?」の最初のシーンで草刈民代さんが社交ダンスを踊っていた有名なボールルームがあるところです。

足を踏み入れた瞬間、「・・・わぁ・・・・・」とため息が出てしまうゴージャスさ。

舞踏会が開催されているとき以外は自由に出入りしてダンスを楽しんでいいらしく、上品な老夫婦が何組もダンスを楽しんでいた。

私も社交ダンスなんて全然できないけど、セバスチャンとかアレックスに教えてもらって、

なんとこのボールルームで踊ったよ!1曲だけね。

こりゃ、記念すべきことだ。

見てられないほど初心者でヘタだけど、気分は草刈民代さん。(すいません・・・)

頭の中では♪シャール ウィー ダンス シャルウィー ダンス シャルウィーダンス シャールウィーダーーンス♪とあのテーマ曲がヘビロテです。 ちなみに、この時音楽は生演奏でした。正面のステージの上にピアノ(オルガンだったかな?)があるんだけど、階段に1歩でも登ると怒られますので注意。他の観光客が注意されてました。

先生のマリーも踊ったんだけど、「気分はジェニファー・ロペス」(ハリウッドのリメイク版で彼女が草刈民代さんの役をやってたから)って言ってた。

みんな考えることは同じですな。

ダンスしているほかの老夫婦とすれ違うと、みんな上品な笑顔をむけてくださって、なんとも優雅な時間が流れてました。

って、笑われてただけか?!

その後は街歩き。

さすが!のフィッシュアンドチップスの看板をあちこちで見かける。

喉から手が出るほど食べたかったのに、他のメンバーの意向でなぜかピザハットでランチ・・・。

これだから団体旅行は・・・と毒を吐きたくなりましたがグッとがまん。

どうしてイギリスにきてピザなんだよおおおお!!!

と悲しくなりながらピザをつまみました。

つづく

5/16/2007

ラヴリ~イギリスの旅<アート、アート、アート!編>

3日目午前は、巨大な学校の中から、またどこか見たい科を選んで見学させてもらう日。(本当は街歩きとかしたいもんだけど、なんせ学校の旅行だから贅沢は言えません・・)

ってことで、私は絵画、服飾、写真、コンピューターデザイン、演劇などの科があつまったところに見学に行くことにした。

そこらじゅうに貼ってあったポスター。

左のキャラクター、昔一時期好きだったのにすっかり忘れてしまった・・・今、まじで30分くらい考えてたけど思いだせん・・・ロディーだっけ?

だれかわかったら教えてください・・・。そしてキューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」(フロムイギリス。かなり刺激的な映画です・・・インテリアは超オサレだけど・・・)を使ったポスターもさすがイギリスってかんじ。

←普通の学校の廊下のひとコマなんだけど、妙に気に入ってしまった。

黄色いドアにレンガの壁にオレンジのベンチに絵。

この、椅子の上にかかってる絵なんて、お金払って買いたいくらいです。タイプ。

いやぁね・・・もう、この半日、学生達のあまりのセンスのよさ&おシャレさ&スキルフルさにノックアウトされっぱなしでした・・・。

やっぱイギリスってすごい。モダンだわ・・・。

そして、アート系の学生は服もヘアスタイルも全体的にオサレ・・・。

到底マネなんてできないけど、写真撮りまくりたくなってしまいました。もちろんフラッシュなしでね。

これは、3分でデッサンするって授業。

ものすごい緊張感が漂ってました。

先生がストップウォッチ持って目を光らせてるの。

邪魔しちゃうといけないので、こうやって後ろからの隠し撮りばかりだけど・・・。

でも、どの学生もなにか質問すると親切に答えてくれて、感じよかったです。

一応私も中学、高校と美術部だったもんで、久しぶりのこの独特の絵の具などが混ざったかほりを嗅いでいたらノスタルジックな気分に・・・遠い目。

ひさびさに油絵セットをひっぱりだして絵を描きたくなった・・・なんて影響されやすい・・・。

フォト学科がこれまたオサレでさ!!!(誰?)

あー、うまく表現できないけど、なにしろインスピレーション受けまくりました。いつか放出できるのだろうか・・・。書き留めとかないとな・・・。

きれいに写真を撮るだけじゃない、独特なセンス。

このポラロイド集も1枚1枚のデザインやアングルなどが私が逆立ちしても思いつかないようなのばかりで、ポカン顔で眺めてました。

覚えてる限りメモしたけどね。それはヒミツ!ヒヒヒ

そしてこちらは演劇の学科。

ちょっとだけ見させてもらったけど、これまたかなりの本格派。

丁度練習の合間に外で立ち話してる女の子たちをキャッチ!ポーズまでとってくれるノリのよさ!

いちばん右のケバい人はもちろんメイクです。

いちばん左のメガネっ娘(死語ですか?)が主人公っぽかったな。リサ・ローブみたいで素敵~。真ん中の子の笑顔がまたかわいい!

萌え~~。(死語ですか?)

かわいい男の子もたくさん見たんだけど、おばちゃんさすがに恥ずかしくてカメラ取り出せませんでした。こういう時に意外と小心者です。だからガールズばかり☆

そしてこれが服飾学科の子たちが自分たちで作ってモデルもやってる写真。

階段じゅうに飾ってあった。

これまた上手。

うまく写真撮れなかったけど、ほかにもダンス学科もある。セクシーダンスを披露してくれました。

いやはや・・・ブラップクールでこんなにいけてて、ロンドンにでも行ったらどうなっちゃうんでしょうかね。

アート系の留学考えてる人はこの学校いいかもしれません。っていうか、他にあまり見に行ったことないから比較もできないんだけど・・・。すいません、適当なこと言って・・・。とりあえず、生徒に日本人はいないそうです。生徒25000人くらいいるらしいんだけど。まぁ、普通ブラックプールで勉強しようとはあまり考えにのぼらないかな?

いやはや、アートで食べていくっていうのは大変だと思うけど、集中して作品つくりに熱中してるときって日ごろの色々なしがらみを忘れられるっていうか、いいですよね。

私も細々と時間あるときに学校で陶芸やってるんだけど、集中してると無心であっというまに3時間とかたってる。もちろんこの学生たちの足元にも及ばないけど、でも、そういう無心になれる時間とか、あと、たまに他の作品を見に行って頭に刺激を受けるのっていいなと思いました。

5/14/2007

ラヴリ~イギリスの旅<番外編・子供番組と犬>

私、旅先で子供向けの番組チェックするの好きなんです。

なんかお国柄がでてて面白いと思うから。

朝、ホテルで早速チェックしてみました。

たった20分そこらしか見てないのに、全く期待を裏切らなかった!

まず観たのは、王室の王女様のお話ちっくなやつ。

人々がよく”お茶”してます。この画像の人は女中さんみたいなんだけど。王女様も、まだ見た感じ幼稚園年少さんくらい(オマルを使っていたから。)なのに、すでにお茶してるシーンがでてくるでてくる!日本の子供番組で主人公がお茶してるシーンってそんなになくないですか?!遠い昔のことなので忘れたけど・・・。

そしてお次の番組は・・・
ボーダーコリーの兄弟が主人公みたいな話。

全編を通して、犬やアヒルなど、動物しかでてこない。

食い入るように眺めてしまったのは言うまでもありません。

主人公がボーダーコリー(イギリスの犬。http://en.wikipedia.org/wiki/Border_Collie)だってところがイギリスしてます。
ご存知のとおり牧羊犬なんだけど、私が観た回は、川に入っちゃって動けなくなった羊がいて、若いボーダーコリーたちは水が怖くて近づけないんだけど、もう定年退職してるっぽいボーダーコリーのお年寄りが、勇敢にも助けるって話。たった数分なのに頬を涙がツツツーーっと・・・。

このシリーズの名前すらもわからないんだけど、DVDとか出てないのかな~。実際にCGとかで喋らされてる動物ものよりもずっとよかった!

イギリス全土じゃなくて、きっと地域性もあると思うんだけど、道を歩いていてもこのボーダーコリーを連れている人を見かける見かける!
おみやげ物屋さんでも、ほら。

あ~あ、ほんとこのぬいぐるみ欲しくて悩んだんだけど、思いとどまりました・・・でも欲しかったなぁ・・・。
ぱっとみたかんじ、イギリスって愛犬家が多かった気がする。

スウェーデンでも犬連れてる人はよく見るけど、それ以上ってかんじ。

カフェの入り口でも、ほら。

”お行儀のいいワンちゃんたち、ウェルカム”

右上の、シッポ振りながら球をうけてるワンコが特にお気に入りだ。

ま、犬嫌いの人にはたまったもんじゃないだろうけど・・・

犬命(いぬ いのち)の私には頬がゆるみっぱなしってことですよ。

5/13/2007

ラヴリ~イギリスの旅<2日目午後・ビューティー&ディナー編>

午後はそれぞれ数え切れないくらいある学科の中から興味のある学科の見学に行く時間。

私の専門はどちらかというと医療系だけど、医療系は残念ながらなかったのでまだ興味があるものの中から、スウェ組のセシリアと先生のマリーと一緒にビューティーケア学科に行く。

この学校のいいと思ったことは、習ってる学生たちが習った先から学校に併設されてる本格的な職場(?)で実際にお金をとって実践兼、働いているところ。

学生がやってる本格的な美容院、ネイルサロン、マッサージサロン、レストラン、ベーカリー、旅行会社、自動車修理工場などなど。

私以外のスウェ女子2人は速攻ビューティーサロンの日サロンで日焼けしてんの・・・。ありえない・・・。

格安なのもあって、髪の毛を切ってもらいたかったんだけど、あいにく予約いっぱいでムリ。

だから3人でネイルケアしてもらいました。

写真は先生のマリー。何歳だと思う?

47歳!すでに成人した子が3人もいる。そしてもうすぐおばあちゃんになる。これまたありえない・・・。


いつも明るくて、豪快な笑いで、優しくて、大好きな先生です。

マリーは私のことを「Min lilla Aco」(私の小さいアコちゃまってかんじ?何歳だと思っとるんじゃ!)って呼びます・・・。またまたありえない・・・。ま、彼女170センチ以上あるんですけどね。

この、ネイルをやってくれた女の子は名前が「キーラ」っていって、まるでイギリス女優の「キーラ・ナイトレイ」みたい!(あの海賊映画のヒロインね。)
写真をブログに載せるっていったら、「日本デビューだ!」と喜んでアドレス聞かれたから教えたけど・・・
見てるか~キーラ!こんなショボいブログでごめんね~!

この日の夜は学校のレストランでディナーで、みんなキレイな格好をしていかなきゃいけないことになってて、私のドレス(?)はサテンチックな黒だったので、シックなダークパープルのマニキュアにしてもらいました。

普段マニキュア苦手(なんか爪が重く感じるのと、ちょっとでも剥がれると汚く見えるから・・・)なのでほとんどやらないもんだから、気になって仕方がない。でも、さすがサロンでやってもらっただけあっていいかんじ。

そしてディナー。スウェーデンチームのドレスアップ、だれも申し合わせてないのに色が黒と白にパッキリわかれてて、自分たちで言うのもナンだけど、なかなかきまってました!キメた7人で並んで颯爽と歩いていたら、すれ違う人が”なんの騒ぎだ!”って驚いて見ていた(ような気がするだけかも・・・あまりに場違いだったからか?!)。ま、たまには思いっきりお洒落するのもいいね。

ディナーも学校のレストランで。ビリー・ベル バンドというちょっと渋めのバンドが生演奏を披露。コックさんの勉強してる学生が料理を作り、サーブする勉強をしている学生がサーブ。

まずは前菜。めちゃウマ。

(めちゃウマとかいって・・・そんな言葉でしか表現できない自分がもどかしい・・・)

私はたまたまバンドマンたちのすぐ隣に座ってしまったので、バンドマンと喋ることを余儀なくされる。なんとバンドのなかの若い2人の本業はジャンボジェット作りだそうだ。ジャンボジェットを作るかたわら、ギターやバイオリン弾いたりしてるってすごい・・・。

メインはアヒルのソテー。

ソースもなんか特別なやつらしいんだけど名前忘れた。(オイ!)

これまた美味。

イギリスはご飯がまずいというウワサがあるけど、

あまり当たっていないような気がする。

盛り付けもきれいだし、生徒が作っているとは思えない本格的さ。

そしてデザート。

左に写ってるソルベが美味でした。

22時にはお開きになったんだけど、飲み足りないスウェ組とスペイン組とチェコ組は一緒にホテルの部屋で飲み足し。

ホテルの部屋にグラスがあまりなくて、私が雑誌の切抜きの折り紙でカップを作って、みんなでウォッカをグイッとやったのでした。

先生もみんな一緒にベッドに腰掛けて・・・。

いいのか?!

(もうお気づきかと思いますが、このイギリスの記録はかなり私個人の覚え書きってかんじになっちゃうと思います!ご了承を!)

ギーーー!!!(歯ぎしり) なんで字の感覚がつまったり開いたりするんじゃー!!もうわけわからんーー!!!ギーーーギリギリ。

5/11/2007

ラヴリ~イギリスの旅<2日目午前編>

2日目。

朝からホテルのレストランでモリモリ・イングリッシュブレックファースト。

しかも取り放題。

私はどうもこの豆とソーセージ(美味しいんだけど脂濃厚)が苦手だったので、3日目以降はトマトと卵増量豆ヌキでお願いしてました。って、どうでもいいか、そんなこと。

パンにシリアルにヨーグルトに・・・と、日ごろの栄養不足を補うべく、食べまくってたらすでに朝から腹はちきれそう。

学校の旅行だけあって、毎日午前午後はミッチリスケジュール。

今日は姉妹校(?)を訪ねる日だったので、Blackpool And The Fylde Collegeへと向かう。

みんなでテクテクとイギリスの住宅街を歩く。

さすが、イングリッシュガーデンとかいわれてるだけあって、庭が凝っている家が多くて見ていて飽きない。

この写真の、黄色い藤みたいなの(花の名前に疎くてスイマセン)すごくキレイだった!

そして学校に到着して仰天。

超デカイ。

←スウェーデン組みのイケメンサッカー選手のアレックスをさりげなく写しこんでみました。(やることが盗撮オヤジです、私。)

私が今通ってる学校は全校生徒で300人らしいんだけど、(そんなにもいないと思っていた。)ここは全校で3000人だかの生徒が活発に活動しているらしい。

今日はプレゼンテーション、そして各国の食べ物紹介ブッフェの日。

大ホールに集まった、100人を越える人の前で準備していたプレゼンをするという緊張の最高潮でもあります。

セバスチャンはスウェーデン、特に彼の出身のストックホルムの多国籍化について。アレックスは彼の出身のマルメについて。セシリアはスウェーデンの真ん中編の地方と、おもちゃのBRIO社について。そして私は冬に旅行に行った、キルナやアビスコ、アイスホテルなどの北スウェーデンについて話しました。

アイスホテルの写真と情報はかなり興味深かったみたいで、みんな面白がってくれたので大成功。(だったと思いたい・・・)

これがスウェーデン代表が持っていった、典型的スウェーデンだと思われるもの。(持ち運びできるものでね。)

ウォッカ、なんかの花のジュース、薄いパン(固いのと柔らかいの)、クラウドベリージャム、スペッツケーキ、カッレのキャビア、イースタッド・ソーセージ、チーズ、乾燥させたトナカイの肉、マラボウのチョコレート。

なかなか評判はよかった。

他のスロバキアとかスペインとかはお菓子中心で持ってきてたので、甘いのに飽きた人や苦手な人はうちらのテーブルでチーズとか乾燥肉とか食べてた。

わたしゃ甘いものには目がないので、スペインのテーブルでお菓子を貪る。

今回の旅でいちばんなかよくなったスペインのヴァネッサとイェマ。もう、いつもノリノリで、笑ってて、明るくて、しかも優しくて、もう大好きです。


イェマは日本のTERIYAKI BOYZが大好きらしくいつも口ずさんでいた。

お別れしてまだ1週間も経ってないのにすでに恋しい・・・。

旅ってほんと一期一会だよな~・・・。今度いつ会えるのか全くわからないという。 いつでも遊びに来て!と言われたけど、いつ行けることやら・・・。 (とか言いながら速攻会いに行っちゃったりして~♪飛行機の値段次第だな・・・)

と、思い出してシンミリとしちゃったところで・・・

つづく 。


(おぼえがき:10000!!!)