感想・・・号泣。
なんていうか・・・やはり犬は素敵です。かっこいいです。
(以下、ネタバレ注意!え?誰も観ない?・・・なんて言わせない!)
ディズニーが手がけているだけあって、15匹の犬がタロとジロだけになったオリジナルと比べてワンコ生存率がかなり高いけど、そのくらいが今の私のハートには優しい仕上がりになっててよかったです。
英語の映画をスウェ語字幕で観るという、どっちも不完全な状態なので完璧には理解してないんですけど、ストーリーはこんなかんじです。
なんかの石の研究をしている学者が南極に調査に行く。学者と犬ぞり戦士8匹とマスター(写真の兄さん。かっこよい。)は、厳しい天候の中を進む。そして学者は石を見つけるも、氷の間に落ちてしまう。そこを犬たちが引っ張って助ける。(泣き所その1)学者は一命を取り留めるも、かなり危ない状態。その後、一行は激しい吹雪に見舞われる。マスターも凍傷になり、無事ベースに戻るも、そこからみんなで小型飛行機で病院のある場所に向かうことになる。犬が乗れるスペースはないので、すぐ戻ってくると約束し、マスターは断腸の思いでベースを後にする。「どこ行くのー!おいてかないでー!」と吠える犬たち。(泣き所その2)
マスターはすこしでも早く犬たちを連れ戻しに向かいたいのに、様々な理由で戻ることができない。周囲の人たちは、「犬?犬だけのために行けないよ」ってかんじ。人間の命の恩犬なのに、ひどすぎる!!!(怒り所その1)
マスターは悶々としながら日々を過ごす。学者はマスターに「なんとかして忘れるんだな。」なんて言う。助けてもらったくせに!そして学者はその石の功績をたたえられて表彰されたりなんてしている。
でも、その学者が寝ている幼い(小学校低学年くらい)息子の部屋で、「パパを助けた8匹の犬」って書いてある、息子の手書きの8匹の犬の絵を見つけ、ハッとする。(この絵が泣き所その3)
残された犬たちは、首輪をぬけたり、クサリを引きちぎったりしてなんとか自由になる。いちばん年をとっていた子だけはそこに残る・・・。(泣き所その4)
犬たちは、ヤリでアザラシを狩ったり、魚を釣ったり、火をおこしてそれを焼いたりして食べて自炊している。(ウソ所その1)
いや、鳥をつかまえたり、うちあげられた死んだシャチの肉を食べたりしてなんとか生き延びている。(アザラシがあんなに凶暴だって知らんかったよ。)その犬たちだけの友情シーン、すごいです。でも、犬って本当にああいう気遣いができるんだよねー・・・。ウンウン(泣き所その5)
学者(もともと、悪い人ではないのです。)は犬を連れ戻しに行く援助をすることを決意。マスターたちは大喜び。急いでヘリコプターで現場に向かう。その時点で、もう犬だけで残してきてから150日くらい(詳しくは忘れた。)たっている。果たして犬たちは・・・。
現場に行くまでもちょこちょこ問題はおきるんだけど、まぁー、ディズニーだし、なんとかなるんだろ、って思う。(つまらない大人所その1)
そして到着!!!
しかしそこには・・・・・
(以下、泣き所6、7、8、9、10・・・連続でくる)
終わったときは頬を流れた涙に髪の毛が張り付いてカピカピになってました。
ま、人間同士のロマンスなんかも多少あるんですけど、犬しか眼中にないので!
こうやって映画とかで感動して泣くと、自分の中の醜い感情みたいな悪い部分が涙と一緒に流れ出て、なんかスッキリというか、清らかになったような錯覚に陥りますな。いいことだ!所詮、錯覚だけど、でも何かに感動して泣くというのはいいことだ~・・・。
ま、突っ込みどころはけっこうありますけど、(犬の体型が置いてきたときと見つけたときで同じだとか エトセトラ。)犬のがんばりに免じてすべて許しちゃう!(何様?)
それにしても、こういう犬の俳優たち、ギャラはごはんと住居くらいでしょ?健気だ・・・泣。
今宵は、世界の動物俳優全員に「アコデミー主演男優・女優賞」をささげます!!
そして、世界の人間のために働く動物たちに「アコデミー特別賞」!!
ワー!ワー!(歓声の声)
パチパチパチパチ!!!(拍手&スタンディング・オベーション)
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