なんかすごく心にきた。
題名はスウェーデン語のタイトルで「Pricken」、英語のタイトルが「Spotty」つまり、”ブチちゃん”(うーん・・・あまり可愛くない・・・”水玉ちゃん”?)ってかんじでしょうか。
ちょっと調べてみたんだけど、残念ながら日本語版はなさそう・・・。(でも確かじゃないです。あるかもしれない。)
作者は「おさるのジョージ」シリーズで有名な、H.A.Rayです。動物が出てくる絵本ではピカイチ!と思うのですが、どうでしょうか。
ストーリーは、真っ白いウサギの家族のなかに1匹だけいるブチ模様の仔ウサギ。お母さんも兄弟たちも本人もブチのことを気に入っているけど、伯母さんウサギだけは「なんであの子だけあんな模様なのかしら!」と冷たい。ほかの子と違ってるというだけで、おじいさんウサギのパーティーにも連れて行ってもらえず、1人だけ家に置いていかれてしまう・・・。ブチちゃんは寂しくて悲しくて、なんと漂白剤でブチを消そうとしたりなんてしちゃう・・・そして、自分はもうこの家にいないほうがいいんだと思って家出をしてしまう・・・・。そして・・・・
↑もう、このへん、泣きそうになった!ほんと。
こっちにいても、日本のニュースは毎日チェックしてるけど、いじめの問題は本当に悲しい。この本がまるっきり当てはまるわけではないけど、ちょっとがんばって生きていれば、自分とあう人に絶対出会えると思うし、まわりにいる人も、本人の魅力にだんだん気づいてくれるかもしれない。 みんな誰かの大事な子。
ブチちゃんが、「ぼくはじぶんではこのブチがすきなんだ」と言ってるあたりがすごく心に残った。
私も、スウェーデンでもちろん日本人の友達もいるけど、時には色んな状況でスウェーデン人+自分1人という状況になることもあるし、その時話す相手がいない時だってある。時々自分が超無能に思えるときがある。でも、やっぱり月並みだけど、自分で自分のことを好きにならないとなーと思った。
なんか色々考えさせられる絵本でした。
どこでこの本に出会ったかというと、2日前に書いたスウェ人の友だちの家なんだけど、小さいときにこの絵本が大好きで、図書館でこればかり借りていたらしい。そして、大人になった今、とうとう現実にブチのウサギを飼ってしまったのだー!
しかも名前が「Pricken」と、そのまんま。
これがかわいいプリッケンちゃんで~す!
タレ耳ウサギってところがちょっと絵本とちがうけど、まさにブチ模様の可愛いウサギちゃん!
この写真はさっき友だちが送ってくれたもので、まだ10週のときだって。今はもっと大きい。
すっごく可愛がられてて、シアワセそうだったな~。
私は高校生のときに「おさるのジョージ」にハマって、いつものごとく何冊も揃えたけど、H.A.Rayの絵本はジョージ以外も全部かわいく、そしてすばらしいので、その他のもちょっとずつ揃えたいと思った。絵本はいいね~。お子ちゃまがいるかたはとくにオススメ!
もし日本で「Pricken」日本語版みつけたら、題名報告よろしくお願いしまーす。
6 kommentarer:
かわいいー。
ジョージの人は中々良いものを書いてるね。
とある友人夫婦に、犬のカップルの絵本をプレゼントしたことを思い出しました。
いいなぁ、その絵本!
かわいいし、いいお話だね♪
もし日本語版見つからなかったらACOが翻訳してくれよ~ぅ。
うちの息子のために。
友達のうさチャンもかわゆい!!
Acoはうさぎにはメロメロしないの??
最近小動物飼いたい衝動に駆られるけど、小怪獣が言うこと聞くようになるまでは無理かな・・・
island>
でしょでしょ、ジョージシリーズはジョージのイタズラがメインで、すごく教訓的ってわけではないけど、これはすごく考えさせられるいい話だったよ。
犬のカップルの絵本って、それも同じジョージの人が書いてるの?見てみたいなあ。
misa>
そう、絵本で涙ぐんだのは久しぶりさ。
というか、自分の中で色々思うところがあったのかも?!
うん、これは自分用に1冊スウェ語のを買おうと思ってるから、いつの日かうちに遊びに来てくれたら息子くんに読んでしんぜよう。(何様?)
うさぎには犬ほどはメロメロしないなぁ。残念ながら。小動物ってことで必然的に「あ、ちょーなの、にんじんほちーのねっ!」って口調にはなるけど、別れ際に後ろ髪引かれるほどツライというほど好きというわけではない。
(↑長いくせに的を得ない説明だな~。)
やはり、「あー!Aco帰ってきたぁ~!やったぁやったぁ!」とシッポをちぎれんばかりに振りながらジャンプするような生き物(つまり犬)と相思相愛なの ハアト。だから、ネコもかわいいと思うけど、犬ほどではないのだ。
と、つい熱く語ってしまった。
動物飼ったら教育にもいい気がするけど、たしかに結局Misaが面倒みなきゃいけなくて今は大変かもね・・・。
あこちゃん、うろ覚えだけどその本読んだ事ある気がするよー。
うさぎの茶色いぶちに見覚えがある!!!
なのでたぶん日本語版もあると思います☆
なっちゃん>
まじでー?!やったー!
といっても、たぶんスウェ語の買うけど、でもどんなふうに訳されてるのか知りたかったし!
っていうか、ハイカラ&英語ペラペラななっちゃんのことだから、見かけたやつ、普通に英語のだったとかそういうオチなんじゃないのぉ~?!
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