
また、この場所の別の部分はユダヤ人のゲットーだったそうで、これまた多くの命が奪われたそうで・・・というわけで、テレジーンはユダヤ人の悲劇的な歴史を物語ってる場所だそうです。
うちら、妙なポジティブスィンキング(そうなのか?!)で、「こういう場所に今後いつ来るかも分からないし、かえってよかったかもね!」「うん、ただ楽しいだけの旅じゃなくて歴史的なことも勉強になるしね!」「うん。アハ、アハハ」ってなかんじで、この町を周ることにしたのでした。
それにしても、人けがない。特に女性をほとんど見かけない。

たくさんの人が泣き、悲しみ、逃げ惑い、絶望したんだろうなーっていうことがヒシヒシ伝わってきて、胸が苦しくなった。
人も、なんかちょっと雰囲気怖くて。私なんて、何もしてないのに男の子にけしかけられて、無視したら足を棒で殴られたし!
けっこうな痛さだったけど、シカト。怖くて何もできないよ!
なんであんなアグレッシブなわけ?!知らない奴に叩かれるなんてさぁ、初めての体験だよ 泣。 (知ってる人にだってもちろん叩かれたことないです。)

下の記事にのせたバス停でバスをチェックしたら、1時間後くらいまでバスが来ない。
ほかにどこも行くところもないので、おやつを食べながらしりとりをして(小学生か?一応、スウェーデン語しりとり☆)バスを待つ。
無事プラハに戻れた時はほんとホッとしたーーーー!!!
でも、今まで本で読んだり映画で見たりはしてたホロコーストだけど、漠然と「大変だったんだなー」くらいしか思ってなかった。実際こういう場所歩いてみて初めてもっと感情移入ができたし、もっとこのときのことが知りたくなった。
そういうわけで、自分を納得させるとかいうわけじゃなく、本気で、うちらの発音ミスでここに来れたのはある意味よかったな、と思うのです。そうでもなきゃ来なかったし。考えさせられる旅になりました。
教訓:旅先でキップを買うときは、口だけでなくメモにでも書いて見せて確認しましょーー。