この間、スウェーデン人の友人に寿司をご馳走になりました。スウェーデンには過去に短期間の旅行が3回と長期滞在が今回のもいれて2回あり、他にも海外に何カ国か行ったことがあるにもかかわらず、外国で日本食レストランに行くというのはこれが初めての体験でした。
なんで今まで行かなかったのかは・・・外国来てまで日本食じゃなくてもいいやっていうのと、値段が高そうなわりに美味しくなさそうだから、です。
とまあ、そんなかんじだったのですが、友人が食べさせたいというのでありがたくついていくことに。
お店の名前は「Ikuzukuri」。(活き造り)
モダンな建物です。看板もモダン。メニューもモダン。
店内は、見事にオサレな若者がたくさん。
一緒にいった子が、「寿司はトレンディーだから」と言っていた。
インテリアもシンプル&モダンってかんじ。
店員さんも、若い人ばかり。いかにもスウェーデン人ってかんじの金髪青目のお兄さんが、オペ用みたいな、薄い手袋して握ってた。
でも、寿司ロボットじゃなくてほんとに握ってるからすごいね。
注文したのは、友人のオススメで、「JOO」そう、「上」です。
でも、スウェーデン語で「J」の発音は「ジェー」じゃなくて「イー」なので、
「注文は?」と言われたら「ヨーーーーーー!」って言わないといけません。
でてきたのは、7個の握り寿司と、太巻き(あまり太くない。)が4個。これで1300円くらいだから高いよな~。
ネタは、赤身とサケ中心で、あとなんだったか忘れた。それと大量のガリとみそ汁(具なし)もついてます。
いやぁ、味はなかなかのもんでしたよ。日本の寿司屋の味には劣りますが、十分おいしかった。
数ヶ月寿司なんて食べてなかった腹に染み渡りました。いいねー、寿司。日本に帰ったらお気に入りの近所のすし屋(回転。)でたらふく食べたいものです。
(よく見るといちばん上の店の写真、おねえさんが半分だけ見えててなんかこわい・・・。)

そして、この街にはもう一つすし屋(兼、日本食?)がある。
その名は「WASABI」。わさび・・・・。でもわさびって意外と有名なんですね。けっこうスウェーデン家庭の冷蔵庫でチューブを見ます。
店の写真はないけど、ここもモダンです。日本の老舗すし屋みたいなインテリアにしたらもっとエキゾチックで受けるんじゃないかと思うんだけど、違うのかなあ?オサレ路線のほうがウケがいいのかしら??
さてさて、メニューを見てみましょう。
Ichi→Chu→Dai→Oki→Sumo→Fuji(一、中、大、沖、相撲、富士)となっております。相撲??
「Dagens futomaki」(今日の太巻き)はなんなんでしょうか?ワクワクしますね。
そしてお次。「Inte Sushi」(寿司じゃない)。フムフム・・・
「Sakana Yakisoba」(魚焼きそば)・・・生臭そ~~
「Gyuniku no miso」(牛肉の味噌)。「Miso」ももうスウェーデン人が分かる単語の一つなのかな??
その下を見ると、「Tsukemono」・・・おお、漬物!!いいね~、ポリポリいきたいね~。
いやあ、スウェーデン人がスウェーデン語の発音で注文するところをぜひ聞いてみたいです。
あと、もう一つこの街には「Tabemono」(食べ物)という日本食レストランがあります。
どれもクスっってかんじだけど、日本にある外国料理の店のネーミングも、その国の人にしたらツッコミどころ満載なんでしょうね。
以上、レポートでした。