6/15/2010

なにげにシュールな北欧キッズ番組事情

こーんにちは!

さて、ほとんどの人が小さいとき”お母さんといっしょ”的な子供向け番組を見て育ってきたと思いますが、

きっとそういう子供むけ教育番組ってどこの国にも存在するんだろうなーと思って、

スウェーデンとデンマークの20代の友達に聞いてみました。

スウェーデンの子たちは、ほとんどがコレを観て育ったとのこと。いまだにファンも多いです。

タイトルは、”Björnes Magasin”(ビョルネス マガジーン)。

主人公はクマ(スウェ語でBjörn)。

ま~、クマのお腹の白い部分がかなり下の方についている感が否めませんが・・・。
日本のに比べると、かなり低予算っていうか、素朴なかんじです。


でも、期待してたほど可愛くないな~なんて思ったけど、

デンマークのを知ったらスウェーデンのがかなりマシに思えた!(爆笑)


デンマークのほうの子供番組のタイトルは、

”Bamse og Kylling”(バムセ オ シッリング)

主人公はテディベアのバムセと、鳥のシッリング(デンマークでは鶏肉のことをシッリングって言います。なので、この鳥の名前はそのまんま”鳥”・・・汗)。余談ですが、ロッタちゃんの映画など好きな北欧好きさんは”Bamse(バムセ)”と聞くとブタのぬいぐるみ思い浮かべそうですが、北欧(デンマークとスウェーデン。ノルウェー、フィンランドは知りません・・・)でバムセというと、まずクマのぬいぐるみのことです。

いやー、これがシュールなのなんのって・・・じゃじゃまる、ピッコロ、ポロリ(いやはや、私の子供時代がバレバレですな。)のような可愛さは露ほどにありません!!それどころか、”・・・コワ・・・”ってかんじです 苦笑。


これは今現在でもデンでは子供たちが観ています。現在進行形!!

いや~・・・なかなか衝撃的じゃありませんか??

私の今の職場にはデンマーク人もスウェーデン人もいるんですけど、彼らは基本的には仲いいくせに、よくお互いの国のことをからかってますが、こないだも子供番組のことでスウェ人が「バムセとシッリング、まじありえない!こわすぎ!」とデン人に言ってました。デン人も負けじと、「ビョルネンズ マガジーン、つまんないんだよ!」と言ってましたが・・・

私にしてみたらどっちもどっちだなって。。。!あはは!

でも、Youtubeで何個か動画見てみたけど、どちらの番組にも共通してるのは素朴で自然の中を楽しんでいるのが多くて、一部の国の子供番組、または子供番組の間のCMに見られるケバケバしさとか、うるささとか、物でつるような部分がなくて、その点すばらしいと思いました。自然を愛する北欧人の子供時代を、こういう番組が一部形成してるんだな~って。

そして、この最近のスウェーデンの子供番組、

"Fem myror är flera än fyra elefanter"(5匹のアリは、4頭のゾウよりおおいよ)っていう、なんともかわいいタイトルの番組は私もお気に入りです。この題名でまずフォーリンラブ!その考え方(?)がすばらしい!

これはアニメなんだけどね、お気に入りです。


各国の子供番組事情、なかなか面白くないですか?!


ではまた!

6/08/2010

北欧の中国

すっかりご無沙汰しております・・・。

無事生きています。

ほんと、時間がたつのは早いなぁ!

ここ数ヶ月の間も、常にいろんなことがありました。3月にはこちらで無事就職して、しかもいつ考えてもうれしくなっちゃうくらいすごくいい職場で幸せです♪(今のところ。) 

4月は軽い旅でパリとブリュッセルに行って来ました。同じヨーロッパ同士だと”ちょっとそこまで”ってかんじで気軽に、往復1万円くらいの飛行機の予算で旅できるのが大きな魅力ですな。旅の記録はまた時間があるとき・・・。

そして5月は軽くスランプ期で、ちょこちょこ面倒くさい事件や出来事があって、天気も雨が多くて、けっこうブルーでした。そして極めつけに5月末には日本のおばあちゃんが亡くなってしまいました 涙。お別れに会いに行けず、悲しかったけど、直前までたくさん手紙を送れたし、90代も後半で、しかもほとんど痴呆になったりすることもなく、自宅でたくさんの家族に囲まれて亡くなったおばあちゃんは幸せだったんじゃないかと思います。

そして気がつけばもう6月・・・。早っ!

ここ、デンマークもようやく夏になりました。夜も11時くらいまでほんのり明るいです。あーー嬉しい!

ブログに書きたいことは山ほどあるのですが、時間があまりないので、特に直感で書きたいものだけ書きまーす!

今回のテーマはデンマークの好きなところのひとつ、自転車について!

もちろんエコの点もあると思いますが、とにかく自転車人口めちゃくちゃ多いです。道路の脇には自転車専用の道路があって、ラッシュ時なんかはものすごいスピードでたくさんの自転車がビュンビュン走り抜けて行きます。北欧の中の中国というあだ名もあるらしいっす。たしかに、スウェーデンより自転車普及してる気がします。国も平らだからだろうな。

かくいう私もその一人。2月だったか3月だったかに、かわゆい自転車を手に入れ、ブイブイ言わせてます。

そして自転車ちゃんはなんと電車に乗ることができます。以前は自転車用の切符が必要だったらしいけど、今は完全フリーです。

電車の中に、一部自転車やベビーカー専用の車両があります。1枚目の写真が、その車両。でっかい自転車マークがあるので分かりやすい。

そして中に入ると、ナゾのチューブが。そう、ここに自転車のタイヤをグググッと差し込むことで車内で倒れることもなく安全なんですな。そして、自転車ちゃんの保護者はその横の椅子に座ることができます。

←私のかわいい自転車ちゃん。”窓からおちょと(お外)、見えるかな~?”・・・なんと自転車もカゴももらいものです。でも修理に1万円くらい使ったけど。でも、このスカイブルーのボディにアンティークな藤のカゴ。ツボです!かわいくてしかたない!盗まれたらきっと泣きます。

自転車専用車両の中はこんな感じ。なかなかの混雑ぶりです。

自転車ちゃんも遠出できて嬉しいんじゃないかなあ~??

自転車(何回自転車って書いてるんだろ・・・汗)が電車に乗れることは素晴らしいです、はい。例えば、とてもいい天気の日。自転車で行くにはチト遠い、近隣の素敵な町まで電車で行き、そこから自転車で街の中を散策したり、

自転車で意気込んで遠出したものの、帰りは疲れてクタクタとか、雨降ってきたとかって時に、アッサリ電車で一緒に帰ってきたり。

自転車(すでに5行目・・・)が一緒に電車に乗れることで、行動範囲がかなり広がりました!

さて、下車の時間が来ました。はいはい、みんな並んで降りましょうね~~。

もちろん駅にはエレベーター、階段には車輪系用のスロープがあるのでノープロブレムです。

今度の晴れた祝日には、どこにサイクリングに行こうかな??と調べるのもなかなか楽しいモンです。

ではまた!