6/26/2007

Ven島写真館・その2

Ven島記録続編です。

バーベキューした後はまたサイクリング。

菜の花と”フンドシェックス”(スウェ語です。英語、日本語の名前不明)って名前の手前に写ってる白い花が咲き乱れる草原を横目に自転車ぶっ飛ばす。

この白い花、かなりお気に入りなんだけど、日本ではなんていうんだろうー?

学校の友だちのフィリップのお父さんとお母さんはこの島でアーティストをしてて、お父さんは陶器、お母さんはガラスと絵のアーティストでアトリエ兼ブティックを持っているってことで、フィリップの後について実家訪問。

”Gunillas glas”って店です。Ven島にお越しの際はぜひ。

フィリップって見た目筋肉モリモリのいかついタイプなんだけどすごく優しくて、花とか咲いてるといちいちにおい嗅いで「・・・きれいだ・・・」と言うような人なんで、なんか意外だな~と常日頃思ってたんだけど、両親そろってアーティストなら美的感覚も磨かれるのかなと思った。

庭には彼が作ったという池があるんだけど、そこにわざわざ日本から輸入したという鯉が数匹。宝らしい 笑。「コイ・カープ」(英語で鯉はCarp)と呼んでいた。それじゃ鯉鯉だな。

盆栽とか鯉とか竹とか、ここスウェーデンで微妙に人気あがってる模様。

お母さんが持ってるブティックの中ではお母さんが絵を書いた木靴も買えます。

この上に書いたアトリエの隣には「プンパ・カフェ」(つまりパンプキン・カフェ)ってカフェがあるんだけど、そこもまたかなりオススメです。

まぁとにかく可愛らしい&センスよし。

天気がいい日は外でお茶するのが最高だけど、中も素敵なので中もどうぞ。

前回来た時にもここでお茶したんだけど・・・キャロットケーキがウマウマです。

寄せ植えとかも上手いなぁ・・・。

マネしようにもできない。

それにしても、この1日で、かなり焼けてしもた・・・。

腕時計のあとがくっきりついてしまいました。

自転車返すところに小さなキオスクがあって、みんなでアイス買ってペロペロ。

と!そこでちいさなニャンコを発見!

ハートを鷲掴みにされたので思わず購入。

←この子。

体長5センチの、Venに住むおばあちゃんが作ったという手編み編みぐるみです。

モヘヤで超柔らかい。

ホッペすりすりしながら無意識のうちに口をついて「ティピちゃん・・・」と呼んでいたので名前はティピちゃんに決定。(呼ぶ機会なんてあるのだろうか?)

Ven島生まれなのでVenにいるうちに草原で記念撮影。

そして、天気がいいうちにまたフェリーに乗って帰ったのでした。

夏にスウェーデン南部に旅行されるかたはここも候補にいれていいかも?!

レコメンド!!!

おわり


Ven島写真館・その1

これまたもう1ヶ月くらい前のことになってしまうのですが、スウェーデンとデンマークの間にあるVen(ヴェン)という小さな島に行きました。

ここはスウェーデン領で、スウェーデンのLandskrona(ランズクローナ)って街からフェリーで30分くらいで簡単に行けます。

前も1回行ったことあるんだけど、ここはいつ行ってもイイ!

でも、天気のいい日に限るってかんじかな・・・。ま、この日は晴天!ヨシヨシ・・・。

ここの名物は”レンタル自転車で島をサワヤカにサイクリング!”。これに限ります。

島に着くと大量の自転車に迎えられる。

小さいの、大きいの、子供用、タンデム(2人乗り)、色んな自転車があります。

うちらもそれぞれ好みの自転車(サドルがやけに高いのばかりです・・・悲)を借りて・・・

いざ出発!!

まー、とにかく気持ちのいいこといいこと。

←こんな風景や、草原を眺めながらのサイクリング。

サドルがあまりに高すぎて、停止するたびにジャンプ降りしないといけないのがやや危険でしたけどね。

ここでも友だちたちに「Acoは小さいから仕方ないよね~、でも子供用じゃ小さいしね~・・・」と慰められたんですけど・・・(これでも一応160はあるんですけど・・・汗。ざ、座高か?!)

ひたすらサワヤカに走ってると、こんな高台に到着。

向こう岸にデンマークも見える。

「やっほ~デンマーク!」(←写真を上手く並べるために行数をかせがなくてはいけないのに書くことがないので意味ないことを書いてみました。)

この高台に真っ白な教会とお墓があるんだけど、

この教会がある高台からの眺めは最高なので、もしVenに行くことがあったら是非登りつめてみてください。

これがその教会。

そこにあるお墓には漁師など、海関係(おおざっぱなくくり方だな・・・オイ)の人たちが眠っているようです。

そのあとは、いっきに海岸まで自転車でくだり、そこでみんなでバーベキューをしたのでした。

バーベキューの台なども勝手に使えるので、材料だけ持って行ってバーベキューがオススメ!

海辺をジョギングするオネエサンが・・・さ、サワヤカ~!!!

あ、野菜しか写ってないけど肉も食べました。ってどうでもいいか・・・。

では、

第二段に・・・

つづく。

6/24/2007

ご無沙汰しておりました

ちょっぴりお久しぶりです。

ここのところ、母と友人が日本から遊びにきてくれてスウェーデンとデンマークを旅しまくったり、


2人が帰ってしまって私が寂しい寂しい言うもんだからか、友人たちがこれまで以上にパーティーとか家に呼んでくれたり、


スウェーデンの夏の風物詩、バーベキューをしまくったり海辺に行ってみたり、


スウェーデンも遠くに住んでる友だちが夏休みでこの南部まで会いにきてくれたり、


などなどですっかりバタバタとしていました。


今後もバタバタしてると思うんですけど、


ボチボチまたブログ書いていこうと思いますので見捨てないで見に来てくださいね~!


写真はスウェーデンの春っぽい風景。(ちょっと前・・・)


草原+スウェーデン南部名物、木靴のコンビネーションと、つくしんぼです。

今日のところは以上!




6/10/2007

先生の素敵なおうち

数週間前のことですが、ルンド郊外にある先生(う~ん、厳密に言えば先生じゃなくて生徒の情報管理したりしたりする仕事かなぁ・・・でも文中では先生と呼びます・・・) の家にお呼ばれしました。

この先生、芸術系にものすごく興味があって、私も先生ほどじゃないけどデザインとかアートとかには興味があるので話が合うというか、一緒に演劇行ったり美術館行ったり陶芸やったりしてるんです。

もう、思いやりと親切と優しさの塊のような女性で、もう非の打ち所がない!

まあ、そんな素敵でセンスのいい先生のことだから、お宅もさぞかし素敵なのだろうと想像してたけど・・・
想像をはるかに上回って素敵だった・・・。 まるでインテリア系の雑誌の中みたい。

なんか、まあ北欧スッキリデザイン系ではなくて物で溢れてる感はあるんだけど、なんか調和しているというか。

最初の写真は家の中の暖炉の前なんだけど、アンティークな家具にシャンデリアに観葉植物の数々が絶妙にマッチしている・・・。

2枚目はキッチン。

庭もすごく広くて温室ではハーブ栽培、外では花や果物という楽園のような環境なんだけど、その庭から摘んだ花が無造作に生けてあるだけで絵になる・・・。

家具のインテリアも珍しく濃いめの色なんだけど、重くないというか。

もう絶賛してるけど、ほんと素敵だったんだもん・・・。

写真も、(ちゃんと許可をとって)とりまくってしまいました・・・。

そして、庭で遅めのランチをご馳走になったんだけど、

も~~、なんでそんなに自然なのに素敵にきまっちゃうの!!!というくらいいちいち素敵。

サラダに、庭で摘んだハーブ類をサッと洗って入れて、パンのかたまりをザクザクきって、あとはチーズとハムという簡単なご飯なのにオイスィ~~。

またイッタラのきれいなブルーの食器が効いてるね、奥さん!

この家、自分じゃまずみつけられない&車じゃないとムリというほど郊外にある。先生は「田舎すぎる!」と、ちょっと不満そうだけど、この先生、ルンドのセントラルにアパートも持ってて平日はそこから通勤、週末はここで過ごすというなんとも羨ましい生活をおくっています。

これがテラス。

周りはもう自然だけで、すごく静か。

鳥のさえずりだけが聞こえるってかんじ。

こんな環境でくつろいでたらストレスも消えそう~。

もう定年退職したご主人がせっせと庭仕事してて、先生は自分の趣味の絵を書いたり編み物をしたり。

いやはや、リフレッシュさせていただきました!

6/09/2007

スチュデンテン!

昨日で学校が終わりました。

昨日は雲ひとつない青空で最高の日和!

去年の8月に始まって、早いものでもう10ヶ月。

慣れないうちはスウェ人にまみれた学校で孤立したり授業にまったくついていけなくて落ち込んだり、やってもやっても終わらない宿題に眠れぬ夜を過ごしたりと、ちょっと大げさですが色々と大変だったけど、終わってみるとすべてが懐かしく思える・・・月並みだけど。

年明けくらいからは最初感じ悪かったスウェ若者たちも向こうから近づいて来てくれるようになったり、色んなイベントに呼んでくれたり、冗談を言い合って笑ったりできるようになったし、先生が話してることは理解できるようになった。宿題には最後まで死んでたけど・・・。

で、昨日終業式兼卒業式というかんじの催しがあった。学校のコーラス隊の歌を聴いてて、この10ヶ月を振り返って目頭がジワ~ン。

ちなみにスウェーデンの卒業式ではこの歌を歌います。http://www.youtube.com/watch?v=cdapd4FWhoM

これは北部のウメオでしかも1ヶ月前くらいだから見た目寒そうだけどね。

ジ~ンとした曲はこれ。卒業ソングrはないらしいけど、スウェーデンの夏の歌のひとつらしい。この歌手もスウェで有名。でもこれより学校のエマが歌ったほうが泣けたな~ ハハハ。

http://www.youtube.com/watch?v=UiMKI2822V8&mode=related&search=

そして、校長が「この1年間勉強をがんばり、学校のいい雰囲気作りに貢献し、仲間と上手くやって来た人物」という4人を選んで前で表彰したんだけど、なんとその中に選ばれてた。校長が私の苗字なかなか読めなかった 苦笑。それにしても、まさかそんなのに選ばれると思わなかったからポカ~ンとしてしまった。隣に座ってた友達たちが私のほうを見て笑顔で拍手するからようやく意味がわかったって言うか・・・。それで奨学金として1万円弱のお金をもらいました・・・。先生に、「がんばっていたのを知ってますよ」と言われてまたもやジワ~ン。(いやあ、まじで遅刻欠席しまくってたのに選ばれてしまうあたりが外国人だから甘くしてくれてるのか、よほどスウェ人がゆるいのか・・・でも、まあ色々とがんばったけどさ!自称。)

その後、ブログでグチってしまった担任のA先生に成績と修了証書を頂く。とてもいい成績をもらえました。そして、イチゴのケーキ(写真)とコーヒーをご馳走になる。いやぁ、なんだかんだでいい先生だったね、A先生!(←かなりゲンキンなやつ・・・自分。)

そして、先生たち、学校の仲間たちとメアド交換したりハグしたりしてお別れ。別れはいつだっていやじゃ~~!

なんか一つヘンなことに、1人の男子(別に怪しいタイプではない。普通に遊んだりしてた。)が「別れる前に君の髪の毛を嗅がせて欲しい」といわれたから嗅がせてやった 汗。そしたら喜んでた。なんだったんだろう・・・汗。朝シャン(死語ですね・・・)しといてよかった。

なんだかんだで午後2時くらいにはみんなアッサリと解散。

でも、卒業式の日はそのあとパーティーなのだ!

といっても、私のじゃないですけどね・・・。

夕方から、友だちのジェニー(スウェ風に言うとイェニー。)の卒業パーティーへと向かう。スウェでは大抵19歳くらいで高校を卒業し、その時に盛大に祝う。スウェではもうこのくらいで実家もでるし、生活も自分でやりくりするようになるし、酒も飲めるし・・・ってスウェではこれが日本の成人式みたいなものかもね。

親の最後の金の出しどころというかんじで、盛大に祝う。白いドレスに(男の子はタキシードとかスーツとか。)白い学生帽。派手な車に乗って、自分の小さいときの写真を大きくプリントしたものを持って、街を行進(?)する。そして親族、友だちが集まってご飯食べたりダンスしたりして過ごす。

ジェニーの家にいくとすでに玄関でかわいい写真がお出迎え。

ネコだっこしてるあたりが萌え~~。

このお家には広い庭があるので、そこにテントを張って、ご馳走やケーキの数々。プレゼント置く台には山盛りのプレゼント。

私ももちろん気合を入れてプレゼント用意しました~!

それにしてもケーキだけでも8種類くらいあったな・・・。

肉に魚にサラダに・・・。でも、まあこれはもちろん好みだけど、成人式みたいに着物に高いお金出すのもいいけど、そういう服にかなりお金使ってあとは親もそっちのけで友だちと遊んだりするより、こうやって親族とか親しい人みんなに来てもらって門出を祝ってもらうというのもいいなと思いました。

私も学校終わった開放感から、昨夜はがっつりと楽しみました!

夜中からはみんなでソファーで「プラダを来た悪魔」を鑑賞。アン・ハザウェイの垢抜け具合がステキだった。メリル・ストリープもクール!オサレな服は買えないとしても見てるだけで目の保養になりますな。

今日もいい天気!

そして明後日からは待ちに待ってましたの、母と友人がスウェに遊びに来る!うわーい!

さ~、夏を楽しむぞ~~~!

6/04/2007

美犬姉妹、そして充実の犬ライフ

以前もブログに登場したルンドのミカさんちのジャックラッセルテリアのウニちゃん(写真)が、あっというまにお姉ちゃんになってました。

つまり、妹ができたってことね。妹はなんと秋田犬!

お姉ちゃんのウニも寿司ネタのあのウニで、いつかもう一匹飼ったら名前は別の寿司ネタだと聞いてて、いつその日が来るかなと思っていたらついにきました。

さて、名前はなんでしょう?

エビ?(生じゃなくてボイルのほう。)生ダコ?エンガワ?

ハッ!!気づかないうちに自分の好きな寿司ネタ書いてた・・・エヘヘ・・・・いつか誰かごちそう・・・してね?(←計画犯。そして寒すぎ・・・)

正解は・・・

赤身ちゃん!

と、漢字で書くとちょっとアレですね。

じゃじゃん!!!アカミちゃんどぇ~~す!!ただ今3ヶ月!

この写真、可愛くないですか?可愛いですよね?!可愛いですよね?!!(柳原加奈子風)

ウニちゃんがチャキチャキ娘でいつも「アタシね!アタシね!」って言ってると思えば、アカミちゃんはオットリ娘で、「あたいね~、あたいね~」ってかんじ 笑。

体型、性格、全てにおいて対極にいるようなこの姉妹。どっちも可愛すぎで、ミカさん宅に行くのがますますますます楽しみに・・・。(犬のカホリに誘われてどこまでも・・・な自分っす・・・汗)

今までもマイケル・ムーアなみにミカさんちにアポなし突撃しまくってたのに、これからますますしそうだな~。迷惑なやつ・・・自分。

ウニとアカミのことがもっと知りたい!もっと写真を見せろ!というかたは、右のリンクの中の”Allt om Sverige-Mini!”からミカさんのブログに飛んでちょ。

私が生まれたとき、家に柴犬とスピッツのハーフの犬(見た目ほとんど柴犬。)がいたんです。その子と、子供時代の酸いも甘いも共にしたっていうか、まあ私にとって特別思い出深い存在で、こういう秋田とか柴みたいな日本風の犬は特別な魅力があるんですな。とがってフカフカの分厚い耳、サザエの中身みたいに丸まったシッポ、寡黙な口元。いい・・・いいよ・・・。

それとあれね、小1の時3回も映画館に見に行っちゃったハチ公物語ね。仲代達矢と八千草薫が出てるバージョンね。いつ観ても号泣ね・・・。可愛かったなぁ・・・・。

ってことで、アカミちゃんも一目でフォーリンラヴ。

「ハチ公物語」って今年リチャード・ギア主演でハリウッドリメイクされるらしいね。リチャード・ギアってなんで日本の映画のリメイクによく(よくといっても他に”Shall we ダンス”だけか・・・)出るんでしょうね。ハリウッド・スターにしては薄めの顔だから?それとも顔がコリー(か、シェルティー)に似てて共演の犬が同じ犬だと思って演技しやすいから?

ミカさんちに行くと、近くのルンド・スタッツパルケン(公園)まで犬の散歩に行けるのがいいのだ。

ウニとアカミの写真も全部撮影場所はスタッツパルケンです。

花の色合いが、濃いパープルとかでなんか落ち着いた色合いなのもなんか珍しくていいと思った。

スタッツパルケンいいですな!


まだ外国夢見てた少女のころ(恥)は、外国のきれいな公園を犬と散歩するのも密かな夢だったので、散歩してると「(夢が叶っている!)」って気分になる。人様の犬ですけど・・・。

頭の中のBGMは、映画「ノッティングヒルの恋人」のラストでジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが公園でくつろいでるシーンでかかってた、ローアン・キーティングの”When you say nothing att all”にキマリね。

生い茂った緑にきれいな池。

池には白鳥と赤ちゃんが泳いでいたよ。

写真クリックで拡大するとグレーの赤ちゃんがいるでしょ?

今度、ルンドに住んでる学校の友達がハスキーの赤ちゃん飼うんだ。名前はコリンちゃん。

ルンドでウニ、アカミ、コリンに会って、ルンド郊外でチワワのネリーとメルマンとネルソンに会って、エスレブでキャバリアのドリーとパグのロッキーに会って、スバーロブでセントバーナドのゾロとチワワのランボーとクッキーそしてミックスのサッサに会う。(スウェでの犬のネーミングも興味ぶかいでしょ?)

あいにく実家のチワワのラテとモカにはもう約1年会えてないけど(泣)、 身近に愛犬家が多いので私のスウェーデン・犬ライフは支えられている!!

犬のみんな、飼い主のみなさん、私に会ってくれてありがとう!!


6/01/2007

そしてまた、ンンン。。。ンガァアアア!!!

みなさん、私のグチに関してあたたかい慰めのお言葉、ありがとうございました・・・。

今日でようやく展示の準備が整いました。

いやぁ~、進んで言うことじゃないですけど、私、日本じゃほんっとに適当なんです。知ってる人は知ってると思うけど・・・。

明日できることは今日やらないし、なんでもギリギリまで放っておくし、努力するの嫌いだし・・・あと・・・と、あまり恥をさらすのもなんなのでこのくらいにしときますが、まあその私でもですよ、ここでは時折自分が非常に細かくて神経質な人間なのかと思ってしまうことがある。

今日も、大量の写真をボードに貼ってたんだけど・・・普通、ノリがついた写真を貼るとき、せめて斜めにならないように注意して貼りますよね?!あと、等間隔で貼る場合、せめてちょっと考えて同じくらいの間隔で貼るようにするよね。 あと、プレゼントとか包むとき、最後の部分にテープ貼るとき、紙の最後と平行に貼るよね?垂直じゃなくてさ!(意味わかるかな・・・)

でも、それができなーーーい!!!!人たちがいるのです。

不思議だ・・・。封筒に切手を貼るときとかも、なぜか斜め。本人たちにすればどうでもいいことなんだろうけど、0.5秒も考えないでも、見た目キレイに貼れるのに・・・「ナゼーーー?!」と叫びたくなります。

でも、本人たち、天真爛漫っていうか、写真貼りながら、「アハハ~、なんかスペースたりなくなっちゃった~おかしいな~アハハ~」って、ちびまるこちゃんの永沢君とか、ハマジみたいな顔で言うんです。いや、顔はぜんぜんちがうんだけど、表情ね。(当たり前か・・・)

「そりゃね、きみ、ちゃんと等間隔でまっすぐ貼ってたらおさまっていたのだよ。」とクールに返答してしまう。

そしたら、「そっか~、アコはなんでもよくできるな~、苦手なこととかないんじゃないの~?」と真剣に言われた・・・。たぶん日記も書いたからだと思う。)

・・・いや、誉めてもらってありがたいですが、こんなんで誉められてもあまり嬉しくないというか、いや、うれしいけど当然というか・・・。

しかし、つい賛辞をすんなり受け入れるのになれてない日本人、「いや、数学とか科学とか、ほんと苦手だんだよね~・・・うん。」といってしまった。われながらバカな返答しちゃったなと思うんだけど・・・。っていうか彼、私より5歳も下だから私は出来て当然っていうか・・・というか、成人してりゃ、まっすぐ貼るくらいできてほしいけどね。

ま、なにはともあれ、無事終了したからいいんですけどね。

というわけで、無事完了し、めでたしめでたしです。

最後に、最近よく見かけるキレイな木をお届け。日本の藤の黄色い版ってかんじ。

ところで、ほんともうすぐ卒業だった高校生の男の子が昨日バイクの事故で亡くなったんです。その高校でよくプリントアウトしたりコピーとったりするんで今日行ったら、机の上に花と聖書と一言書くノートとキャンドルがあって、男の子たちがほんとにもう大泣きしてた。ほんとにワンワンワンワン大泣きしていて、もう、こっちまでずっとブルーです。誰が亡くなってももちろん悲しいけど、来週にも卒業式で、楽しい夏と未来が待ってる矢先にいきなり死んでしまって、家族も友だちも本当にやりきれないだろう・・・。

まさに「仲間がバイクで死んだのさ、とってもいいやつだったのに」の世界です。あのみんなの雰囲気を見てると、かなりみんなに慕われてた子だったんじゃないかなと思います。

うちの母、看護婦として働いてたときにバイクの事故で死ぬ人がほんと多くて、バイクは乗るなと言われてたけど、やはり生身でバイクに乗るというのはこわいことだと実感。原付には乗ってたけど、交通量の多いときの雨の日の夜とか確かにこわかったもんなー。って原付でそんなこといえないかもしれないけど・・・。

今まで一緒に過ごしてた友達がいきなり消えてしまうって体験いままでないけど、(犬だったらあるけど。)想像できないくらい空虚な気持ちになるんだろうな・・・。

あぁ・・・悲しい。

こんな辛さを想像すると、まあ、まっすぐ貼れなくても元気に生きてくれればそれでいいよって思ってしまうけどねぇ・・・。(今のところ。)