10/30/2006

もう、そういうの反則ーー!!!!

日増しに寒くなってます、スウェーデン。ブルブル・・・。

でも室内はキャミ+短パンで過ごせる温かさ。素晴らしい!

今日の画像は、友だちの姪っ子カイサちゃん。

あまりに萌えまくりなお姿に、私はデレデレしっぱなし。

だって、オムツでモコモコのオチリ(お尻)にシュニューピー(スヌーピー)のちゅなぎ(つなぎ)にシュニューピー(スヌーピー)のボウチ(帽子)なんて・・・ヒドイ、ヒドスギル!!!!

目が釘付け!!!

赤ちゃん+スヌーピーのコンビネーションなんて、もう萌えるなというのが無理な話ですよ。

見てよ、この後姿!!!この歩きかた!!!

”ヨチヨチ歩き”って、また日本人はいい表現思いつくよね、まさにヨチヨチってかんじだもんね。

この重そうなオチリ(お尻)!!!

こういうのを見せ付けられると、壊れてしまう自分であった。

それにしてもあったかそ~~~。

私もスヌーピーの赤いつなぎで街を闊歩したいなぁ~~。

捕まっちゃうかな??

10/29/2006

手帳と感性とサマータイム

私は、お気に入りの手帳がある。

毎年この時期になるとSony Plazaとかに並ぶ、フランスの手帳会社Quo Vadisの、中でもVisoplanってシリーズ。

毎年買うんだけど、今年でとうとう10年目に突入。

毎年違う色を買っているので、家の本棚には10色、同じ形で違う色の手帳が並んでる。

今年はスウェーデンにいるので、とうとう買えないかな・・・と悩んでいたけど、友だちがお使いを申し出てくれた!

そして、スウェーデンまで送ってくれた!!ウワーーイ!!

だから、来年も1年間使えます・・・ありがたい・・・。来年はトルコブルーにした。

過去の手帳を覗いてみると、17~20歳くらいが感性のピークってかんじがする。けっこう頻繁に個展に行ってたり、ミニシアターに通いまくってたり、ライブに行きまくってたり・・・等等。三軒茶屋と高田馬場に、ちょっと前の映画を2本立てで安く上映してる映画館があったんだけど、(今でもあるかな?)週に1回くらい行ってた頃もある。

よくお金あったなと思うんだけど、そういえばあの頃はワケありで、4時間で7000円給料をくれる歯医者でバイトをしていたんだよね。あれもよかったなぁ~(遠い目)。

あの頃がいちばんオシャレとかに金を注ぎ込み、セレクトショップなどで買物をし、こ洒落た店でランチをし・・・と、優雅な生活をしていた気がするなあ。今なんて安い服に安い飯・・・汗。それにしても、その頃買ったベーシックで素材もいい服はいまだにしっかり着れるので、さすがいいものは違うなーと思う。

手帳の中の色使いは、そのピークの頃はやけに凝ってる。それが、21歳すぎたあたりからどんどん退化し、色使いも普通に・・・。そのぶん、海外に行ってる記録は増えてるけど。

そんなことが見比べられるので、手帳を保存しておくのはなかなかいいと思う。いやー、今でも感性を磨きつづけないとねぇー。あの頃のように・・・焦。

一緒に写ってる靴下は、友だちが一緒に送ってくれたもの。日本で流行ってるのかもしれない。

とにかくマシュマロみたいに柔らかくて、超~肌触りがいいの!!!

毎晩、足にクリーム塗ってこの靴下を履いて寝てます。かかとがスベスベになった!毎晩、この靴下を履く時が楽しみなくらい。

ところで!今日(日曜日)夜中2時から、サマータイムがウインタータイムに切り替わります!夜中の2時が、3時になったとき、まだ2時ってこと。意味わかるかな?朝、いままでより1時間多く寝れるのだ。

ヒャッホー!

10/25/2006

実用性、どうなの?

ふぃ~~~~・・・・・

日本語の授業、第2回めがやっと終わりました。

1.5時間の授業の準備のために、10.5時間(もっとかも・・・)費やしてるって言っても過言じゃないくらい労力つぎ込んでいます。

先生と呼ばれた経験は、数年前に保育園でバイトした時くらいで、ほとんど教師の経験がない私が持つことになったクラスの生徒さんがなんか気の毒で、せめて精一杯準備して臨もうと思ってる。

同じく日本語の先生をしているかたに借りた本の一文に、

”アマチュアであっても、あなたの周りの外国人に心をこめて日本語を教えてみることは、立派なことです。プロの日本語の先生は、わかりやすく、流れるように日本語が教えられます。一方、アマチュアの教え手は、プロほどわかりやすく教えられないでしょう。教え方だってぎこちないかもしれません。それだったら、日本語をいわば「贈り物」として渡せばいいのです。せっかく贈り物をするのですから、ただ手近のものを手にとって渡すだけでは相手も喜ばないでしょう。手作りのものでもいいから、ちょっとだけ工夫をすれば、ずいぶん引き立つはずです”

とあって、これを読んだ時、ちょっと吹っ切れた気がした。教材とか手作りするのってすごく時間がかかるけど、日本に興味を持ってくれた人に贈り物を作る気持ちでがんばります!

なんちゃって。(本気だけど。)なんか熱血新人教師ってかんじだな~照。

ま、今の決意を書いてみました。今は終わったばかりだから調子にのってこんなこと書いてるけど、また1週間がめぐって、月曜日あたりから「(なぜ引き受けたんだ・・・自分のバカバカ・・・)」という状態になることは目に見えてる。この繰り返しっす。

あ、でも今日は、授業のあとに、ビジネスマンの30代くらいの生徒さんが「奥さんを紹介したい」と言って、奥様に会わせてくれた。なんか、相手のことをちょっとでも多く知れると、授業もやりやすくなるかもね・・・。早くやりやすくなりたい・・・。

ところで、今仕事してるのは、以前自分がスウェーデン語を勉強してた学校なんだけど、教員室に入るカギも、コピーとりまくれるコードも持ってるのだ。ヒッヒッヒ。教員室では色んな種類のコーヒーや紅茶が飲み放題で、ちょっとしたパンなどもある。そこで一息するのが安らぎなんだけど、今日、授業の前にマッタリしてたら、この春まで自分がスウェーデン語を習ってた先生が入ってきて、「!!!!な、なぜAcoがここに?!」ってすごく驚いてたからウケた。以前の先生たちに3人くらいあったけど、みんな驚いてる 笑。スウェーデンに戻ってきたってことも言ってなかったしね。でも、先生たちが元気付けてくれるからありがたいです。

ところで、色んな日本語の教科書を参考に見てるんだけど、たまに実用性に疑問を感じる例文や絵がある。クスリッと笑っちゃうんだけどね。

←例えばこれ。

「~ないで」の例なんだけど、これは「死なないで!!!!」かな?「飛び降りないで!」かな?日本に来て、自殺する場面にでくわしちゃったって設定?


お次はこれ。

「見ないで!」か、「覗かないで!!」?日本に来た外国人留学生が、ステイ先の女の子に脱衣所を覗かれているという設定?

しかも女の子、ほくそ笑んでるし。


どっちも、なかなかシュールだね。

ところで、話がかわりまくるけど、長くなってジャマになってきた前髪にとことん嫌気がさして、昨日の20分休みの間にハサミで切った。20分休みに丸坊主にする女の子もいるご時世だけどさ、(↓のブログ参照) 短時間に、普通のハサミで前髪を切るというのはあまりよろしくない行動だったね。ザク切りになってしまいました 泣。そのへんの人がみんな私の前髪を見ているように感じる・・・。前髪って、あると切りたくなるし、切ったら切ったで後悔するんだよなー。昔からこのサイクルを繰り返してる。

こんな時の頭の中ではブリトニーの♪Oops!Ⅰ did it again♪ がエンドレスで流れてる。またやっちまったぜ~ってかんじね。
早く長くなりますように・・・。眉前クラブの副会長になれそう。ちなみに会長は我が友、フィンランド人。彼女はいつももともとのブロンドを漆黒に染め続け、前髪3センチをキープしているゴス乙女です。

10/22/2006

シナモンロールと土足と脂肪と。

先週あった、もう一つ刺激的だったこと。

それはDVD撮影!

私は、またなにを間違っちゃったのか、今の学校で「英語・カンバセーション」という科目を取ってしまってまして、「スウェ語やりながら、英会話も上達すれば一石二鳥だな~イシシ」というくらいの目的で始めたのだが、これがなにかと大変でして!

メンバーは6人しかいなくて、でもこのうちらのグループがチェコ・スペイン・イギリス・スロバキア・フランスにある学校との「言語を越えた文化交流プログラム(直訳)」とかいうのに参加してたらしく、色々と活動があるんですよ・・・。

で、今回は「スウェーデンの典型的な料理・お菓子の作り方DVDを作って他の国のみんなに紹介しましょう!」という企画があって、なぜか私が一番手。私の担当は、スウェーデンでは猫も杓子も老若男女大好きなカニエルブッレ(シナモンロール)でした。

レシピも全部自分で英語に訳して、(アメリカやイギリスにももちろんシナモンロールのレシピはあるんだけど、スウェーデンのとはちょっと違う。)しかもそれを喋りながら実際にカメラの前でパンを作るという難作業!しかも、今のこのスウェ語漬けの毎日において、私の英語力は以前よりもずっと退化しておる・・・。

「ハロー!ウィー スカ・・・」(スカはスウェ語でWillみたいな。)と、初っ端から「カーットカットー!ダメダメダメダメー!」と、(実際にはそんなこと言われてないけど、)スウェ語と英語が混ざりまくり、ほんとキビしかったです・・・・。今となっては全部スウェ語でやらせてくれたほうがよっぽどスムーズかも・・・。

しかも、写真に乗せた3人なんて、普段授業休みまくってるのに、この日に限ってみんな来てるし・・・。

スウェーデンって、(日本もあるか・・・)牛乳でも乳脂肪3%とか1.5%とかあるんだけど、パン作るなら濃いめのほうが美味しいかな♪と思って、3%のを買ってたのね。(買い物も全部私の役目。)そしたら、真ん中と左の子が、「えーー3%ぉ~、太っちゃーう」とか言い初めて、バターとか砂糖とか入れてる段階も、「ファットがすごそう~」とかいちいちちゃちゃいれてくるの。しかも、土足のまま、シンクとかにあがって腰掛けるし・・・。もー、そこにパン生地置くつもりだったのにー!とか、心の中で絶叫しながらも撮影は続く。

あまりにこの2人がファットファット言ってたからか、あげくの果てに一番右のポッチャリちゃんが、「んもーーー!!!私の前でファットファット言うなんてひどーーーい!!!私だって感情があるんだからーー!(直訳)」と金切り声。一同、「(シ~~~ン・・・)」と静まり返りました。(もちろんその部分はカメラオフね。)

そんなこんなのすったもんだの挙句・・・・・・・・

じゃじゃーーーん☆こんなに美味しそうなカニエルブッレが出来上がりました♪

DVDのしめは、お約束の、「(モグモグモグ・・・・)オーゥ、デッリシャーーース!!」「オーゥ、テイスト グーーゥッ」などという、ベタベタな笑顔と演技と共に終了。

いやぁ、ほんと手作りのカニエルブッレ、めちゃウマでした。みんな、撮影終了後は無言でモグモグ食べてしまった。

私はこれで手作りのカニエルブッレの美味しさと、安上りさにすっかり感銘を受けて、今日(日曜日)、また1人で作っちゃった。で、冷凍しといた。これで当分安泰だ。

それにしても、ファットファットうるさい子たち、ものすごくヘビースモーカーなんだよね。しかもタバコが吸えない授業中はスヌース(噛みタバコみたいな。)をするくらい。でも、べジアリアンで、その他食品も、高いのにエコロジー系のしか食べない。で、しょっちゅうジムで運動してる。

だから、健康に気を使ってるんだか使ってないんだかよくわかんないな~とよく思うのであります。それとこれとは別!ってかんじなのかな?それとも、タバコ吸ってるから他ではせめて健康にいいことを・・・と思ってるのかな?

一番左の子は、この授業の後に、自分の部屋に戻って、頭を丸刈りにしてきた。この写真の時点ではモヒカンだったんだけど。丸刈りにしたかったんだってさ。

そのヘンな素早さはなに・・・。

もー、ほんと毎日刺激的っす・・・。

10/21/2006

殴った拳が痛い。蹴った踵が痛い。

がーーーーーーー!!!!!!!!

んもぉーーーーロッタめ!!!!!!

隣に住むロッタの大音量ミュージックには日ごろから閉口してるんだけど、昨夜はひどかった!夜中の2時過ぎまで大音量パンク・・・。もう、寝たくても寝たくても眠れない!しかも、コリドーとかじゃなくてアパートなのに!

金曜の夜だしと、12時すぎくらいまでは大目に見てたけど、もーー2時過ぎはありえない!

だから、もうキレて、ロッタの部屋と通じてる壁を拳でガンガン叩いたり、踵で蹴ってみたりしたんだけど、気づいてないのか、相当酔ってるのか、シカトなのか、(シカトする系の子じゃないんだけどね。)なーんも変化なし・・・。自分の拳がジンジンと痛むだけ・・・涙。

で、寒い中外にでて、ドアもノックしまくったけど返事なし。外にはアルコール7.0°のビールの缶が何本も・・・。

仕方ないから、枕で両耳挟んでなんとか寝ました。

で、いまは土曜の午前11時過ぎなんだけど、また音楽が始まった・・・。さっき外ですれ違ったんだけど、かなりグロッキーな様子だったので、何もいえなかった・・・一発、ビシッと言いたいんだけどね~・・・。あまりきかなそう。

ところで、今の学校ではひたすらレポートを書くという宿題があるので、ワードを使わない日はないというくらいワード漬けなのですが、アシスタント(?)にネコを使うことにしました。

前は犬を使ってたんだけど、ネコバージョンのこの仕草で寝る姿にキュン(死語?)ときてからはネコです。

丸くなって寝てて、ちゃんと息してるかんじになってるの。で、時々キョトンとした顔で起きて、また寝るの。

まるで、我が家の

←この子を思い出すんだよね~。

ムーミンのビーズクッションの真ん中で木魚のように眠る・・・。

か・・・かわいい・・・・・・。

この円の真ん中の部分に指を突っ込んでみたりしてね~いいよね~(って私だけ?寝てるほうにしたら大迷惑。)

あーーーーーーーーーー今、耳栓してるんだけど、それでも音楽が聞こえてくる・・・。

ロッタめ!!!!

10/19/2006

秋だすな。

朝夕すっかり冷え込む、ここ北国スウェーデン(しかし住んでるところは南端である)。

写真はアパートの真裏に建ってる洋館(?)。すっかり秋の装い。ツタが見事に赤くなってます。

あーーーーー秋の空っていいなーーーーーーー。秋って、「天高く・・・(その後は自分に当たり過ぎてるので、思い出したくない。)」って表現があるけど、秋の空ってほんと高い気がする。澄みわたった青くて高い空!

こんなきれいな空を見せ付けられたら家にじっとなんてしてられないので、そんな時は外をフラついちゃう。

電柱や電線がないだけで、空がほんと気持ちいいから、日本もいずれそうなったらいいなーと思けど・・・難しいのかな?

ところで、つい数週間前にH&M(服屋)を物色していたら、前の学校の職員のお姉さんとバッタリあって、立ち話してたら「日本語の先生にならない?」とスカウトされ、あまり選択の余地なく、こんな私が日本語の先生になってしまいました・・・。いいのか?!一応、保育園で働いた経験はあるのだが・・・。

引き受けたものの、ほんとナーバスになっちゃって、ここ1週間、よく眠れない&「センセイノ セツメイノ イミガ ゼンゼンワカリマセーン!」と生徒さんに言われてる夢まで見る始末・・・かなりリアル・・・。

で、緊張も最高潮の初授業当日!!それが今日だった!

もー、なんで私はいつもこうやって刺激的なことに足を踏み入れてしまうのだ?と自分を呪いながらももう後にひけないと、すでにスウェーデンで日本語の先生の経験がある方たちのアドバイスもいただいて、ついにやってきましたよ・・・・先生の仕事。

ま~~なんとかやったぜ・・・ってかんじ。1時間半の授業で、時間が余ることを恐れてたけど、足りないくらいだった。

生徒は、オーストラリア人とスウェーデン人と中東の人(国名聞き取れなかった・・・)とノルウェー人とデンマーク人と、まさに多国籍。

みんな穏やかそうなかんじだったので、まあなんとか・・・ってかんじだけど、今後大丈夫かなぁ・・・ほんと心配だよ・・・。

多国籍といえば、こないだテレビがある共有リビングルームでテレビを見てるとき、私の右はチリ人で、そして私、日本人。左にはお馴染みの友だち、フィンランド人、その隣がハンガリー人、その向こうにはインド人、その隣にはスウェーデン人、そしてその隣はレバノン人だった。

全員が全部違う国!(国籍はスウェーデンって人が多いので、あえて多国籍とは書かないでおきます・・・)

ここまで全員バラバラなのも珍しかったので、さすが外国だと思った。

というわけで、私の部屋にはテレビがなくて、テレビ見たいときはこの部屋に来なきゃいけないんだけど、テレビない人や、その友だちなんかが集まっちゃうから、観たい番組が別れたときは大変・・・わたし日本人、やはり強く主張できないのであった・・・。

毎週かかさない「プリズンブレイク」が今週から今まで21時からだったのに22時からになったもんだから、別の人と重なって、今週観れなかったの・・・。

私があまりにプリプリ言っているのを知ってる友達が、わざわざ再放送を調べてくれた。それが今日の真夜中・・・。

でも、先生の初仕事が終わった開放感からか、ただいま夜中12時半ですが、目がギラギラしてるもんで、30分後に始まる再放送を観ちゃおっかな~と思う次第であります。

あーーーーあ・・・日本のこととか、日本語文法とか調べまくんないとな~・・・。この仕事が気がかりで、いまいち色んなことに集中できない・・・。

しかも、明日も刺激が強いことが待ってるんだよ・・・・・・。

じゃあ、早く寝ろってか?

マイケルに会ってから寝るっ!

10/17/2006

大好きな図書館

わが町の図書館を紹介します。

スウェーデンの図書館は世界でもかなり進んでいるほうらしいんだけど、実感。

本の検索とか予約とか、全部家のネットでできちゃう。

本を借りるのも帰すのも、全部自分でバーコードを通して勝手にやるかんじ。

DVDも借りれちゃう!

ただ、けっこうシビアで、返却日が1日過ぎるごとに30円くらいの罰金がかかってくる・・・。

日本でも、図書館好きでよく通ったもんだけど、期限すぎると館員さんに申し訳なくてわざわざ夜間に返却ポストに返してたもんだけど、あれはお金がかからなくてえがったなぁ~(シミジミ)。

この図書館のインテリアとデザインがお気に入りです。

曇りの日でも中に光がたくさん入るように設計されてるし、壁はレンガだったりうちっぱなしコンクリートだったりするんだけど、白木の床や布張りのソファーなどの温かみのある素材とうまくブレンドされてるし。

特に、
←この新聞や雑誌を読む部屋は超好みなインテリアです。白い壁に、白木の床に、縦長の大きな窓に、温かい色合いのソファー。

学生時代は全体黄色で家具は赤という、タワレコかい!と突っ込みたくなる色合いの部屋に好んで住んでいましたが、歳をとったのかこういうインテリアがよくなった。

あー、将来はこういうインテリアにしたいわぁ~~~・・・。

わたしゃ、「スモーク」って映画にでてくる、作家のポールの部屋が理想です。

知ってる人いるかな?

この図書館、雑誌もかなり充実してるので、時間あるときは自分の部屋のつもりで入り浸ってます。

10/14/2006

ともだちのペット

友だちSくんのペットです。

名前はゴジラくん。

好物はネズミの赤ちゃんだって・・・買えるらしい。

ゾゾゾゾゾゾ・・・・・・・・・・・・・

今まであまりこういうの飼ってる人に会ったことなかったから、ちょっと衝撃でした。日本語でなんて言うのかもわからないんだけど、まあトカゲみたいなかんじ。でもトカゲよりもっと大きくて、20センチくらいある。ヘビに手足がついたえかんじで、顔とかはほとんどヘビ。

Sくんは「あーーカワイイ!!!」って、私とかが犬に話しかけるときみたいに赤ちゃん言葉で話しかけたりしてるけど、考えられない・・・。

(好きなかた、ごめんなさい)

例えば自分の旦那さんとか彼氏とか子供とかがこういうの大好きで、「飼いたい飼いたい!!」って言ったらかなり困るだろうなーって思った。でも、犬嫌いの人が犬飼ったら大好きになったとかいう話もあるし、慣れればかわいく感じるのかな?

ゴジラくんもよく見るとスマイルしてる??かわいい・・・かも・・・?

いや、やっぱ今はムリだ・・・。

ところで、Sくんちのこの子はゴジラくんで、Yちゃんちのチワワはランボーで、Eちゃんちのネコはシンバで、Eちゃんちのパグはロッキーで、Bくんちのセントバーナードはゾロ(マスク・オブ・ゾロ)だ。

スウェーデン人は映画からペットの名前をつけるのが好きなのか?しかもみんなヒーロー系だ。チワワみたいに小さい子に「ランボー!」って呼ぶのって面白い。いい案だなー。

日本のある友だちは女の子のドーベルマン2匹飼ってるんだけど、名前が「くるみちゃん」と「みるくちゃん」なの。歯をむき出して吠えてるドーベルマンに「みるく~、くるみ~」って呼ぶ姿もなかなか笑えたけどね。

そういうギャップを狙って名前つけるものいいですねー。

10/10/2006

とある授業風景

今日は、いま行ってる学校のとある授業風景を隠し撮り。

学校は、日本には存在しないタイプの学校なんで説明が難しいんだけど、いちばん近いタイプは定時制とか単位制の学校かな・・・。定時制といっても夜間じゃもちろんないんだけど、10代~中年まで、いろんなタイプの人がくる学校。といっても、外国人は私入れて3人だけで、あとはスウェーデン語ペーラペラのスウェーデン人たちなんで、かなり選択ミスだったか・・・と思うこともあるけどね・・・。

この授業は社会科。この授業は、ほぼ全員が若者。でも、20歳ちょいの人が多いから、10代が多いクラスよりは全然落ち着いてる。10代が多いクラスなんて、動物園です・・・汗。

この日の宿題は、「それぞれなにかメッセージ性のあるものを身に着けて学校にくること」だった。もう、生真面目な日本人な私は(日本ではかなり粗いほうだがね・・・)1週間、なにを着ればいいのやら・・・と悩み、なにも特別な服はないし・・・と思ってたら唯一、浴衣があったことを思い出した。メッセージは「日本から来ました~、エヘ」ってかんじでいいかなって思って、でも、さすがに恥かしくて学校に着て行く勇気はなかったので、持参して行った。

ハロウィーンみたいな、みんなヘンテコなかっこで来ることを想像していたら・・・(だからカメラまで持っていってしまった。)

みんな、やけに普通・・・泣。

ちなみに、いちばん左の白いTシャツの男子は、スウェーデンでいうNHK歌謡大賞みたいな番組があるんだけど、それ反対!ってメッセージで、次のグレーのパーカーの男子は、ただ鼻ズマリを解消する薬を持って、「今、カゼひいてます」ってメッセージなだけだし、次の男子はサッカーボール持ってきてて、「サッカー好き」ってメッセージだったし・・・。あとは、ほんとに普段と同じかっこで、「これが本当の自分だってメッセージです」とかね。あとは、ある男子はぬいぐるみを持ってきてて、「子供の心を忘れないってメッセージ」って言ってて、これはまだマシだったな。

せっかくカメラ持ってたんで、隠し撮り。だからなんかヘタな写真ですいません。

で、自分の番・・・。もう、ほんとイヤだったけど、でもやらないと宿題忘れになってしまうので、(あと、この授業の先生が好きなので、忘れたって言いたくなかった。)浴衣を着ました。公衆の面前で!(服の上からね。)

そしたら、「オオーー」「ワオーー」と、一応感嘆の声はありましたよ・・・。一応言ってくれたってかんじ?

「1日中着てればいいのに!」とか色々言ってくれた。(絶対ヤダ。)

で、「日本から来たってことと、外国で、人と違っている(人種的にね。)ということは時にとても困難だってメッセージです」って言ったら「ホーー」「フーン」「ヘーー」ってかんじの微妙な反応だった。タハハ。

で、先生が「すばらしい!はい、それではAcoに質問をどうぞ!」って言って、何聞かれるかとドキドキしてたら、

「えーと、あの足の指が分かれてる靴下をなんで履いてないんですか。なんでサンダル(下駄だと思われる。)を履くのにわざわざああいう靴下を履くんですか」って質問が・・・・全然授業とも私のメッセージとも関係ないじゃん!!!

なんでよりによって、足元を突っ込んでくるんじゃ・・・(もちろん、足までやってられないので、靴を履いてました。)しかもなんで足袋なんて知ってるんだね、君・・・。

で、先生が笑顔で追い討ちをかけるように、「Aco、なぜですか?」って聞いてくるし・・・。

だから、「なんで履いてないのかというと、スウェーデンまで持ってきてないからです。なんでああいう靴下があるのかというと、裸足でサンダルをずっと履いてると、足が痛くなるからです。それに靴下履いたほうが心地いいからです。」とお答えしました・・・。一応、間違ってないよね??

質問はそれで終了・・・。それだけかい!!

ま、そこそこ評判はよかったし、ちょっとは文化を伝えられたってことでよかったとしよう。

10/05/2006

さすがフィンランド人

今、学校で仲がいいのはフィンランド人の女の子だってちょっと前のブログに書きましたが、

こないだ夜に突然メールが来て、「いまからサウナはいらない?」とお誘いを受けました。

スウェーデンではどこまで一般的なのかわからないけど、彼女の寮にも私のアパートにも、備え付けのサウナがあるのです!!ちなみに、フィンランドの多くの家庭では自家用サウナがあり、集合住宅でも、サウナが備え付けられてるところが多いそうな。さすが北欧ってかんじ。

今回は私のアパートにあるサウナを使うことに。

「海外でサウナ入るのはじめてなんだけど、何用意すればいいの?」ってメールしたら、

「タオルと酒」って返事が・・・・。さ、酒?

日本の温泉とか、わざわざ「酒を飲んでる人は入らないでください」って言われるくらいなのにね。彼女いわく、サウナの中で飲む冷えたビールは格別とか。

ってなわけで、私も冷えたビールとタオル持参でサウナへ!!!海外生活中初サウナ!!!

スウェーデンのアパートとかって、地下とかに共同洗濯室があることが多いんだけど、その一角にひっそりとサウナがあります。シャワーとかも完備。

外国人は人前で裸にならないらしいから、水着でも着るのかしら~なんてフと見ると、すでにフィンランド人、全裸でした 汗。

ま、それはいいとして、サウナ、なかなか本格的でした。写真の通り。ウィキペディアによると、「フィンランドサウナに於いては、時々熱く焼けた石の上に水をかけ蒸気を発生させ体感温度を上げることが行われる。これをリョーリュウ(löyly)という。」ってあるんだけど、まさに石も積み上げられてた。

それで、2人でベチャクチャ喋り、ビールなんかもたしなみながらサウナに入ってたんだけど、彼女、何回も「あーー、なんて素晴らしいの!この時を待ち焦がれてたのよ!」(直訳) って言ってた。よっぽどサウナが好きなんだね。で、彼女、何回も石に水をかけるもんだから、蒸気が熱いのなんのって!

もうだめぇぇぇ~!!!って熱くてたまらなくなったとき、彼女が「さ、外に出よ!」と言った。だからバスタオル巻いて、サウナのドアの外に出たら、「違う、外!」と・・・なんと、アパートの外に出ようと言うのだ!夜で人通りはほとんどなかったけど、年頃の乙女(まだ言わせてちょうだい・・・)が夜にバスタオル巻いただけで外うろつくかよ・・・でも、出た。結局。もちろん、植木の陰とかにコソコソ隠れてたけど。

でも、外に出たら火照った肌に外の冷たい空気がほんと心地よくて、うちらのテンションもあがった。

そこに、なんと雷+大雨!!! また、私のおかしな一面を暴露しちゃうと、実はどしゃ降りの雨がけっこう好きなのです。日本でどしゃ降りの日に、傘もささずにわざと外にでて空を見上げるという、「ショーシャンクごっこ」(映画、「ショーシャンクの空に」の中で、自由を手に入れた主人公が大雨の中、空を仰ぐシーンに由来する。勝手に名づけた。私しかやんない遊び。)が好きなくらいです。一度、それをやってたところ、向かいの家の奥さんがカーテンの陰からこちらを見ていたというほろ苦い経験があるくらいです。

そしたらなんと、そのフィンランド人の友だちも、大雨の日にわざと傘をささずに外を散歩するのが好きとのことで!変わった共通点に、またテンションがあがる!

夜の10時すぎに雨の中ゲラゲラ笑ってるバスタオル姿の女2人。サービスショット満載ですな。(うわー、殴らないで~!私じゃなくて彼女のことよ!)

程よく身体が冷えたところでまたサウナ・・・って繰り返してたら、身体が芯からポカポカになった。この日はよく眠れた~。

フィンランドでは、湖のほとりに建てたりする夏の別荘とかにもサウナがついてて、サウナ→素っ裸で湖に飛び込む→サウナ・・・と、繰り返したりするらしい。彼女の両親が持ってる夏の別荘にもサウナがあるとのことで、誘われたので来年の夏あたり行ってみたいな~と思ってるところ。

それにしても、こんなあったまることに貪欲なら、なぜバスタブが一般化しないかな~とちょっと不満です。日本人、やはりシャワーより、サウナより、バスタブや温泉が欲しい・・・・。

でも、サウナはもちろんあるにこしたことない!よかった!

次の日、同じアパートに住む子が、「あの備え付けのサウナ、ほとんど使ってる人いないんだよ。昨夜あたしが洗濯室に行ったらどこからか笑い声が聞こえてきてギョッとしたよ!」って言われた。そりゃコワかっただろうね、地下のどこからか笑い声が聞こえてきたらさ・・・。

このサウナ、この冬はどんどん活用しようと、友だちと誓いあったのでありました。