1/25/2006

東洋の神秘

昨年末に、友人5人と新潟に日帰りスノボに行きました。夜10時頃に高速バスに乗って、早朝に新潟に着いて、その日の夕方にまた新潟を出発して夜に東京に着くという、超ハードスケジュールでした。交通費、ウエア、リフト全部混みで¥7000という破格だったので、仕方ないですね。

帰りのバスで、私たちは5人組だったのでそのうち1人は1人で席に座らないといけません。で、私が1人で座っていたのですが、その時隣りに来た男の子が話しかけてきて、色々話しました。

彼はお笑い芸人志望で、すでにちょこっとTVに出たりもしているようです!さすが芸人志望だけあって話がおもしろくて、長くて退屈なバス約7時間の旅もあっというまに感じられました。

コンビ名は「東洋の神秘」(とうようのしんぴ)です。どうか、応援してくださーい!

芸人志望といっても、アクが強かったり、なんか、ひいちゃうような軽さ(そういうのは苦手・・・)は全然なく、サワヤカな青年でしたよ。

それで、こんな後日談が。このあいだパソコンやってるときに、試しに「東洋の神秘」で検索してみたら、ホームページにヒットしました!日記を見てみたら、なんと私のことが書いてあったのです!これはうれしい驚きでした。これがホームページです。http://toyonoshinpi.ddo.jp/index.htm

この中の、「日記&神秘芸のコーナー」の中の12月29日の日記です。

人は、「東洋の神秘プロフィール」の中の写真:右の福田恭介くんです。いつかすごく有名になったらいいですね~。

陰ながら応援しています!

日記の中で、「『きまずい空気になるんだったら、話しかけた方がましだ』…と、思いきって話しかけたら…」とありますが、つい先日スウェーデンに来るときに、乗った飛行機で、また同じような経験をしました。

今度は、私が話しかけたんですけど。ちょっとしたハプニングがあって、それから話し始めたんですけど、その男の子は19歳の大学生で、ストックホルムまで、なんと卓球の練習と試合のために向かっているところでした。ストックホルムで卓球!!しかも、お金も大学持ちだそうです。しかもしかも、2ヶ月は滞在するそうなんです。しかもしかもしかも、今までもドイツや中国やアメリカなどなど、色んな国に卓球のために行ってるそうです。(しつこいようだが、大学持ちで。) 何かの分野で秀でると、そういうことも可能なんだな~、自分には縁がない話だな~と、しばしボーっと考えてました。

自分の子供が学校のお金で色んな国に行って色んな体験してくれたらいいな、と思いました。彼はスウェーデンは初めてのようで、ほとんどスウェーデン語も話せないと言っていたので、飛行機の中で色々教えてあげました☆

名前も分からないけど、2月末にあるという試合、是非がんばってほしいです。

隣の席の人と話すというのは、人によるけど、なかなかいいものですな。

写真は文と何も関係ないんですけど、スウェーデンの片田舎の本屋で見つけた日本の漫画。中身もスウェーデン語。

1/19/2006

かなしいときぃ~~!!

こんな、いちばん忙しいときに限ってブログを毎日更新している自分がおる。

スウェーデンに行ってる間の、いいとこばかりの写真を見せたり、話をしたりすると、毎日楽しいことばかりだったかのように誤解されるんですけど、決して楽しいことばかりではなかったのです!!

なんて、大げさですが・・・しかも、滞在していた期間はたかだか3ヶ月なんですけど、そんな中でも、どうしようもなく悲しい時とか、ストレスに押しつぶされそうな時も何回もあったわけでありまして・・・。それは、うまく言えない感情で、ホームシックでも、日本食が食べたいとかいうタイプのものではないんですけど。

そうなっちゃったときの対策としては色々あるんですけど、そのなかの一つはコレ。

独りになって、音楽を聴く。その中でも、聴いたあとに胸のつかえが取れたように感じて何回もお世話になった曲をご紹介します。 いまだに頻繁に聴いています。
ヒットした曲なので、ご存知のかたも多いと思いますけど。

それは・・・・・・
Coldplay
http://www.toshiba-emi.co.jp/coldplay/)の「Fix You」です。 下に和訳あります。
画像は、ColdplayのボーカルのChris Martinです。指に巻いてるのはカラーテープですって。


Fix You

When you try your best but you don't succeed
When you get what you want but not what you need
When you feel so tired but you can't sleep
Stuck in reverse
And the tears come streaming down your face
When you lose something you can't replace
Or you love someone but it goes to waste

Could it be worse

Lights will guide you home
And ignite your bones
I will try to fix you

High up above and down below
You're too in love to let it go
But if you never try you'll never know
Just what you're worth

Lights will guide you home
And ignite your bones
I will try to fix you

Tears stream down your face
When you lose something you cannnot replace
Tears stream down your face and I
Tears stream down your face

I promise you I will learn from my mistakes
Tears stream down your face and I
Lights will guide you home
And ignite your bones
I will try to fix you

<和訳です>

全力を尽くしているのに、うまくいかない時
欲しいものが手に入っても、それが必要なものではない時
クタクタに疲れているのに、眠れない時
裏目に出てばかりで涙が頬を流れ落ちる
替えのきかない何かを失ったり
誰かを愛しているのに、それが何の役にも立たない時
それ以上に悪い状況なんてあるものだろうか

灯りが家路を照らし
君を身体の芯から燃え立たせてくれる
僕が君を立ち直らせてみせるよ

天高くずっと、そして地の底深くまでずっと
惚れ込みすぎて忘れることなんてできないんだけれど
試してみなければ、わかりはしないだろう
自分の本当の価値なんて

灯りが家路を照らし
君を身体の芯から燃え立たせてくれる
僕が君を立ち直らせてみせるよ

涙が頬を流れ落ちるんだ
替えのきかない何かを失う時には
涙が頬を流れ落ちるんだ、そして僕は
涙が頬を流れ落ちるんだ

君に約束するよ、
僕は失敗から学ぶつもりさ
涙が君の頬を流れ落ちるんだ、そして僕は


灯りが家路を照らし
君を身体の芯から燃え立たせてくれる
僕が君を立ち直らせてみせるよ


(おわり)

・・・・・立ち直らせてくれて、ありがとぉーーー!!!

1/18/2006

おでんくんのはなし

スウェーデンの話からちょっと離れますけどー。

こないだ夜中にハミガキしながらTVを見ていたら、なんともホノボノしたアニメがやってました。
なんかリリー・フランキーさんの描く絵(特に唇が。)に似てるなーと思ってたら、なんとリリーさんが書いた絵本をアニメ化したものでした!!

その名も「おでんくん」。
(下のURLをクリックすると、いきなり音がするから音量に注意!)
http://www.odenkun.net/chara/index.html

主人公のおでんくんは、真ん中の餅入り巾着の子です。
毒舌&ちょっといやらしいという私の勝手なリリーさんのイメージをくつがえす、温かくて教訓的な話でした。2話ぶんしか見てないので、他の話は分かりませんが、あの調子だとたぶん大丈夫なのでしょう。

リリーさんの絵やコラムは、映画キチガイだった高校生くらいの時にBRUTUS誌を読んでいたころからけっこうスキでした。リリーさんにはこんな一面もあったのかーーー!!と、このアニメを発見した時はうれしかったです。 でも、それっきり見ていないんですけどね。。。夜中のは再放送だったようで、普段は平日の夕方にやってるみたいです。

ちなみに、おでんくんの声をやっているのは本上まなみさん。
後ろにいる猫ひろしさんが気になります。

ちなみに、猫さんの学歴。「ミネソタ州立大学秋田校に駅前留学後、目白大学文鳥部卒。」
プププ

♪ラッセラーラッセラー・・・・おかぁーーーーさぁーーーん!!!

さりげなくキメてる図書館

街の中の図書館に、普通にたたずんでいる、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)デザインのエッグチェア(写真・左)やスワンチェア(写真・右)。

そして、marimekko(マリメッコ)のカーテン。

そんな図書館にいると、「(あぁ、北欧だなぁ・・・)」と思います。

どちらも、スウェーデン発ではないけどね。(ヤコブセンはデンマーク、マリメッコはフィンランド発です。)

これらは買うとけっこうなお値段がするものばかり。いま、日本のサイトで調べてみたら、物にもよるんでしょうけど、エッグチェアが¥534000で、スワンチェアが¥400000でした。マリメッコも、これだけの分量を買えばけっこうするでしょう。

なので、運び出したい衝動に駆られます。(コラ!)

これには「アーレマンスレッツ」(下のブログ参照)適用されないのかなー。自由に立ち入って、摘んで帰るの☆

1/15/2006

夏限定デザート

えー、今日の画像はスウェーデンの夏らしい一コマです。外に、たわわに実るベリーたち。左の写真のベリーの名前は、聞いたんですけど忘れました。どなたか分かるかた、教えてください。。。

これは、とにかくワンサカなっているこの実を、ひたすらもいで、よく洗って、シロップにしてから水を混ぜて飲んだり、ジャムにしたりして食べたり。

この実の味は、まぁまぁでした。そんなに甘くなかったです。でも、この実はとにかく透き通る赤色をしていて、ビーズみたいに糸に通してアクセサリーにしたくなるくらい粒ぞろいでキレイでした。

2枚目は、スウェーデン語で「ブローバー」と呼ばれるブルーベリーと、「ハーロン」と呼ばれるラズベリーです。これも庭になってるものを採ったり時には店で買ったり。ミルクや生クリーム(どちらにするかは好み次第!)と、砂糖をかけて食べるんですけど、美味しかったです。特にハーロンは甘くて!!写真クリックして拡大してみてください~

なにより、外でベリーを摘んで、その場で食べる、という体験をあまりしたことなかったので、それだけでうれしかったです。イチゴ狩りもずっとやってみたいと思ってるんですけど一度もやったことないし・・・。

スウェーデンには「アーレマンスレッツ」という名前の自然共有権があって、持ち主のプライバシーを侵さない限り、全ての人が自然のなかに自由に立ち入ってピクニックをしたり、ベリーやキノコ摘みをしたり、などと自然を楽しむことができる、という権利があるそうです。(「スウェーデン四季暦」参照) 

なので、時々友人たちと連れ立って、森に行ってブルーベリーをたくさん採りためて、(もちろんタダ。)毎日のデザートにしたりしていました。贅沢。

1/13/2006

Ven島(ベントウ)のカフェ

学校の遠足で、Venという島に行きました。もちろんスウェーデンの一部で、本土からはフェリーですぐです。こじんまりとした島で、可愛らしい家々で溢れています。

自由行動の時間に、どこに行こうか迷っていた時に、先生に勧められて行ったのがこのカフェ。名前は・・・定かじゃないんですけど、確か、「Pumpkin Pie」って名前だったはず。(ちがうかも。)

まぁ、とにかくここまで褒めちぎるのもイヤミなかんじですけど、本当に夢のように可愛らしいカフェでしたなぁ。1枚目の写真は、入り口の写真。室内と、オープンエアの部分があります。私たちは外で食べました。

私はキャロットケーキが好きなので、迷わずキャロットケーキにしました。お味も美味しかったです☆

そして、店員さんたちがすごく感じがよくてよかった!

1/08/2006

カフェ3連発

今日は、在学中に時々行っていたカフェを3軒紹介します。上の写真は、学校から走って30秒くらいのところにあった店。名前は・・・忘れました。ここでは、「10クローナ コーヒー」というのがあって、10クローナ=約150円でコーヒーが買えて、それに砂糖もミルクも入れ放題だったのでなかなかよかったんですけど、夏の間に生徒達がたくさん行くことに味をしめたのか、いきなり15クローナに値上げされました・・・悲。

アメリカの子たちなんて、店員にブーブー言ってました。
でも店員がオーランド・ブルーム似だったので、私はヨシとしていました。

そして、お次はEspresso Houseです。赤い壁と投げ入れられた白い百合のコントラストがいいかんじです。ここのコーヒーはStarbacks並みのお値段がするので、そう頻繁には行けません。

もう1枚は、薄暗さとフカフカのソファが居心地よすぎなカフェ。よく見ると、鏡にオバケが!!じゃなくて、写真を撮っている私です。。。ここのカフェは、どしゃ降りの雨の日に逃げ込むように入ったら、優しい店員のオバサマが写真に写っている、チョコレートをサービスで下さったという、いい思い出があるカフェです。

最近は本当にコーヒー好きになってしまい、毎朝コーヒー飲まないといられないって域まできてしまいました。

コーヒーをいれてるときのあのかほり・・・う~ん・・・シアワセ~~

1/04/2006

きみ、すっぱいの?

私が通っていた学校では、月~木までは教室で授業をやって、金曜日はみんなで、徒歩や、またはバスに乗って遠足に行っていました。サマースクールだったので、そういう楽しいこともアリ、みたいな。

左の写真は、スクールメイトたちです。アメリカのカリフォルニアの子が3分の2を占めていて、あとはハンガリー、スペイン、オランダ、ギリシャ、ドイツ、チェコ・・・など、ヨーロッパの子たちです。ほとんどが二十歳前後で、私は年上の部類に入っていたのじゃった・・・。(ちなみに、25歳じゃったのじゃが・・・。)

みんなで昼間っからガイドさんの説明聞きながらワイワイ歩いたり、バスに乗って遠出したりするのは、小学生のときの遠足みたいで楽しかったな。

同級生達の面白エピソードは色々あるのですが、これもまた思い出し次第書きます。
ちなみに、この写真は入学して間もない頃に学校の周りに何があるのかをガイドしてもらっているところです。

時には、遠足でこのような本物の子供の遠足と、かちあってしまうこともあります。
これは、動物園で隣に並んでいた小学生(だと思う。)・・・。

ところで、さっきこの写真をまじまじと見てて発見したのですが、中心に写ってるピンクのスカートの女の子と、ブルーのパンツの男の子はカポー?!この歳にして、恐るべし!手のつなぎ方なんて大人っぽい!
うーむ、マセとるなぁ。

そして手前のきみ、梅干でも食べちゃった?

1/02/2006

Kebab兄さん

時々、「スウェーデンにいる時、何をよく食べてた?」と聞かれるんですけど、いちばんよく食べたものはこのケバブですねぇ。

学校のそばに、このケバブ売りのバンが出てて、よく買ったものです。渋谷のタワーレコードの前にも時々店が出てたけど、あのグルグル周ってる肉の塊をそぎ落としてパンに挟むアレです。

中でも大好きだったのは、この写真のピタケバブ。ピタパンにケバブの肉と野菜とソースが挟んであります。 そして、上に乗っている、青い唐辛子みたいなのがいいんだな~これが。辛くなくて、なんかちょっとしょっぱいの。

ソースは、スタルク(ストロング。辛い!)とミルド(マイルド。まろやか~)と、ビートローク(ニンニク味。)と、ブレンディド(ブレンド。最初の3種のミックス)があって、私はいつもブレンディド。これ1個でけっこうお腹いっぱいになります。お値段は約300円。

私が、あまりにしょっちゅうコレを頼んでいるので、途中からはもう顔パス(?)というか、行くだけでこの写真のお兄さんにすぐ「ピタのブレンディッドね」と、よまれるまでになってしまいました。

ほかにもレパートリーはあって、ピザ生地にケバブの具をのせた「ケバブピザ」っていうのがあって、これもすごく美味しいんだけど、いちど、「(たまにはケバブピザにしよう)」と思って「ケバブピザ!」って言ったのに、お兄さんに笑顔で「ケバブピタじゃなくてピタケバブでしょ」と言われ、渡されたのはピタケバブだったということがありました。ピタとピザを聞き間違えられたー。

こういう屋台をだしてる人は大抵外国人(純スウェーデン人ではなく。)なんですが、みんなスウェーデン語上手なんだよな~。

あーーーまたピタケバブ食べたいー。写真をクリックすると大きく表示されるんですけど、上の写真をクリックするとケバブ実物大ってかんじで、唾液がジワーーーっと出てきます・・・。